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Press Information

2008年10月20日 発行 第 4755号

小型ワークを高速加工、完全ドライカットのギヤシェーパ「SE15A」開発
サイクルタイム40秒、ドライカットホブ盤面取装置付「GE25A」も追加

 三菱重工業は、切削油を一切使わない完全ドライカットのギヤシェーパSEシリーズで、対象ワーク最大径150mmの「SE15A」を開発、併せてドライカットホブ盤「GE25A」に面取装置を組み込んだ新機種も追加した。10月30日に開幕するJIMTOF2008(第24回日本国際工作機械見本市)で発表する。SE15Aは小型ワークの高速加工を実現。生産形態に応じて柔軟にレイアウトできるよう、2タイプの周辺機器配置を標準で用意した。面取装置付GE25Aは、サイクルタイム40秒の高速で高精度な乗用車用ファイナルギヤのホブ(歯切り)加工が可能。その後の独立した面取工程を機内に収め、面取盤が不要になったため、加工ラインを大幅にコンパクト化できる。

 SE15Aは完全ドライカットにより、工具の摩耗防止や切粉の洗浄を目的に使用される切削油が不要なため、加工時のオイルミストや使用後の廃油がなく、クリーンな作業環境と環境負荷低減を実現。切削油ポンプ、切削油クーラーなど関連設備の電力も必要ないため、従来のウエット機に比べ20%の省エネとなっている。
 主軸駆動系にはサイレントシャフトを装備して振動・騒音を打ち消し、従来機(SD15CNC)の1.5倍である最大毎分2,000ストロークでの高速加工が安定して行える。機械本体は従来機に比べ15%省スペース化。周辺装置を本体と一体化し、搬送装置をモジュール化することで、生産ライン編成を容易にした。ユーザーインターフェイスには、機械の状態が一目でわかるグラフィック表示と、加工条件設定を簡単にする「おまかせソフト」を搭載。操作性とメンテナンス性を高めている。

 面取装置付GE25Aは、対象ワーク最大径が250mmで、乗用車のファイナルギヤを、高精度(JIS N8級)に、250m/分の高速で完全ドライ加工できる。ワーク自動交換用リングローダの旋回割り出し位置を、従来比2倍の4カ所に増やし、ホブ切り後のワーク拠出点を面取ステーションとする4ステーションリングローダを採用。ホブ加工中に面取り作業を実施する仕組みにより、生産性の向上とラインの省スペース化を実現した。
 切粉対策は加工エリアと機械エリア、搬送エリアを完全密閉化することで万全にしたほか、同機も「おまかせソフト」を搭載し、操作性とメンテ性を高めている。

 これらドライカット歯車工作機械のラインアップ拡充にあわせ、耐摩耗性を従来より大幅に向上させた新コーティングのドライカット用工具「スーパードライⅢ」も市場投入し、機械と工具のセットでドライカット歯車加工システムを提供。ユーザーの生産形態にフレキシブルに対応できる品揃えで、積極的な営業を展開していく。

    

【 ドライカットホブ盤面取装置付GE25A】               【ドライカットギヤシェーパSE15A】

     ギヤシェーパSE15Aの主な仕様

加工ワーク最大径外歯(mm

150

加工ワーク最大径内歯(mm

60+カッター径

加工最大モジュール(mm

4

最大加工歯幅(mm

32

主軸ストローク数(ストローク/分)

4002,000

ラジアル移動量(mm

30195

ラジアル早送り(mm/分)

10,000

カッタースピンドル径(mm

90

テーブル径(mm

260

メインモーター(kW

7.5

総使用電力(kVA

31

独立設置型TypeⅠ据付面積(mm

1,780×2,300

ライン構成用TypeⅡ据付面積(mm

1,690(フロント最狭部1,280)×2,700

質  量(kg

5,500

 

     ドライカットホブ盤面取装置付GE25Aの主な仕様

加工ワーク最大径(mm

250

加工最大モジュール(mm

6

ホブ径×長さ(mm

φ130×230

面取カッター径(mm

φ110

総使用電力(kVA

52

据付面積(mm

2,170×2,770

質  量(kg

9,900



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以  上

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