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2008 CSRレポート(社会・環境報告書)を発行
~ものづくり企業としての責任をメインテーマに~

発行 第 4716号
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 三菱重工業は、CSR(企業の社会的責任)を経営の基軸として社会・経済を支える製品を世界中に供給する「ものづくり企業」としての責任を果たし、社会からの信頼・期待に応えていく姿勢を打ち出した『2008 CSRレポート(社会・環境報告書)』を、26日に発行した。

 2008年版レポートは、トップコミットメント、「地球との絆」、「社会との絆」、「次世代への架け橋」という当社の「CSR行動指針」に基づく特集、「理科教室」をテーマにしたステークホルダー座談会、CSR活動計画、および現在の取り組み状況(環境報告、社会貢献etc)、第三者意見などで構成されている。

 大宮社長によるトップコミットメントでは、「社会からの信頼・期待に応えるものづくり企業としての責任」をテーマに、エコエナジー(エコロジー+エコノミー+エネルギー)製品など、社会・経済を支える製品を世界中に供給するものづくり企業としての責任について言及したほか、「自らが先頭に立って、俊敏で、強靭なグローバルプレーヤーを目指し、企業風土の変革を推進する」と宣言している。

 また、特集「地球との絆」では、電力需要が高まり続ける中国において、発電の効率化と環境負荷削減を実現する複合発電プラント「GTCC」の技術を、「社会との絆」では、水資源が不足しているサウジアラビアに建設中の海水から淡水をつくる大型プラントなどを紹介している。「次世代への架け橋」では、小中学校で開催した、ものづくりの魅力を子どもたちに伝える理科教室を取り上げるとともに、理科教室に参加した子どもたちの率直な意見や次世代教育の専門家によるカリキュラムのあるべき姿などの指摘を掲載している。

このほか、地球環境のために当社が果たすべき責任と行動に関して、環境マネジメント、環境会計、地球温暖化防止対策、化学物質管理、環境負荷低減対策等の現状報告に加え、多様なステークホルダーに配慮した事業活動に関しては、お客さま、株主・投資家、サプライヤー、従業員、地域・社会などとの関わりについてレポートしている。

CSRレポートは、前身の「環境報告書」から数えて8度目の発行。株主をはじめ主要大学・企業、官公庁への配布を行うほか、三菱重工ホームページ(http://www.mhi.co.jp)にも掲載し、一般希望者にも配布する。

 

担当窓口:CSR推進室

 

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