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三菱重工ニュース
2000年5月30日発行

三菱重工業、日立製作所が圧延設備分野で
広範な提携に合意


 三菱重工業株式会社(取締役社長:西岡 喬/以下、三菱重工業)と株式会社日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦/以下、日立製作所)の両社は、このたび、圧延設備分野において広範な提携関係を構築することで合意しました。
 両社は、まず、三菱重工業が豊富な実績と優位技術を持つ熱間圧延設備分野、日立製作所が豊富な実績と優位技術を持つ冷間圧延設備分野の製品技術を結集して、鉄鋼フラット製品の圧延設備と高付加価値プロセス設備を対象とした主に海外向けの販売及び関連エンジニアリングの合弁会社を本年10月を目処に設立します。
 また、さらに対象製品の競争力を強化するために、設計・製造分野等を含めた広範かつ全面的な協力関係の構築を今後検討していきます。

 現在、鉄鋼機械設備市場は、東南アジアの通貨危機以降の新規案件凍結・延期、海外メーカーとの競争激化等、極めて厳しい状況にあります。
 しかし、中国をはじめとするアジア市場を中心に、鉄鋼需要は回復基調にあり、生産能力不足による圧延設備の需要が高まることが予測され、設備メーカーには、高い技術力を維持しながら、コスト競争力と保守、ノウハウなどのエンジニアリング力を強化することが求められています。

 三菱重工業は、極薄鋼板のエンドレス圧延から高歩留の厚板圧延まで幅広い圧延分野に最も適合した「ペアクロス(PC)ミル」や豊富な納入実績を誇る「オンラインロールグラインダ」等のコア設備技術と世界各国に納めた熱延設備等の経験に基づくプラント取りまとめ能力を有しており、時代の先端を行く圧延設備技術の開発に常に取り組んでいます。

 日立製作所は、豊富な納入実績を誇る「HC-MILL」(形状制御ミル)、「UC-MILL」ファミリーを核として、板材品質や歩留、生産性向上に留まらず、従来の製造プロセスの結合やスケジュールフリー圧延等の工程合理化、さらに21世紀において求められるファインスチールや軽量高強度材の製造に貢献するための設備開発力及び技術力を有しています。

 三菱重工業と日立製作所は、合弁会社を通じ、両社の持つ世界トップレベルの技術を持ちよることで、欧州をはじめとする競合メーカーに勝ち抜くためのエンジニアリング能力、コスト競争力を確立し、世界市場におけるリーディング・ポジションを確保します。さらに両社は、得意分野への集中投資や開発投資の重複排除等による体質強化を図り、今後とも、お客様から信頼される圧延設備を提供してまいります。

■新会社の概要

1. 会社名 : 未定
2. 本社所在地 : 東京都内(予定)
3. 資本金 : 未定(出資比率:三菱重工業 50%、日立製作所 50%)
4. 設立時期 : 平成12年10月(予定)
5. 代表者 : 未定
6. 従業員数 : 当初、約30人
7. 主な事業内容 : 熱間圧延設備、冷間圧延設備及び高付加価値プロセス設備の 販売と関連エンジニアリング

■報道機関問合せ先

三菱重工業株式会社 総務広報部 [担当:岡田]
〒100-8315 東京都千代田区丸ノ内二丁目5番1号
TEL 03-3212-9173(ダイヤルイン)

株式会社日立製作所 社長室 コーポレート・コミュニケーション本部 広報 [担当:柴谷]
〒101-8010 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
TEL 03-3258-2057(ダイヤルイン)

以 上