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1999年9月27日発行 第3803号

初の純国産ヘリ初号機を引渡し

名航 小牧南工場で

 三菱重工業は、先にエクセル航空株式会社(千葉県浦安市千鳥14、社長・ 堀 高明氏)から受注した「MH2000型」ヘリコプター初号機の納入引渡し式を、10月1日午前11時から愛知県西春日井郡の当社名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で行う。式には堀高明エクセル航空社長のほか当社西岡喬社長、前沢淳一取締役名古屋航空宇宙システム製作所長ら関係者約100人が出席する。


MH2000型
「MH2000型」


 「MH2000型」は機体からエンジンまでを自社技術で開発したわが国初の純国産ヘリコプター。
納入する初号機は、クルー2人を含む10人乗り。最大速度時速280キロメートル、経済巡航速度時速250キロメートルで、最大航続距離は780キロメートル。


 当社のもつ航空技術の総力を結集して課題となっている安全性、経済性、低騒音を徹底的に追求、マーケットニーズに100%応えることのできる最新鋭機として完成させたもの。
 24日には運輸省からTA級型式証明を取得した。


 搭載したエンジンは、このヘリコプターのために特に開発した「三菱式MG5-110型」2基で、最大離陸出力は876馬力。ハイスピードモードとローノイズモードの2段階可変式で、低騒音ローターの採用と相まって機外騒音の低下を実現している。


 一方、機内もギヤボックスなど駆動装置をキャビンを避けて設置、室内の騒音を抑えると同時にゆったりとしたキャビンとなっており、快適な乗り心地のヘリコプターとなっている。


エクセル航空は東京湾上空のナイトクルージング、横浜ベイエリア上空のデイクルージングを行う国内トップの遊覧飛行会社。「MH2000型」はナイトクルージングの中心機種として使用、11月初旬から運航を開始する。
「MH2000型」ヘリコプターは、優れた性能が評価され、数多くの引合が寄せられており、エクセル航空のほかすでに2件の成約をみた。
 この引渡しを契機として、さらに営業活動に全力を投入する方針である。


営業窓口:民間航空機部
製作事業所:名古屋航空宇宙システム製作所
:名古屋誘導推進システム製作所


以  上