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1999年7月16日発行 第3792号

水のひみつを探ってみよう

27日から'99後期特別展示を開催

 三菱重工業が横浜市のみなとみらい地区に開設している、三菱みなとみらい技術館(館長:佐藤玲子)では、生活になくてはならない"水"を取り上げ、27日(火)から'99後期特別展示を開催する。楽しみながら知識を増やす特別展は「ようこそ!ウォーターパークへ~水のひみつを探ってみよう~」を総合テーマに、太陽系で地球だけが液体としての水をもつナゾ、雲から雨になり再び雲になるまでの循環など、水にまつわる数々の秘密を紹介する。このまま水を使い続けると、21世紀には世界的な水不足になる問題にも触れ、水が貴重な資源であることを示すなど、水を多方面から考える。この特別展は11月28日(日)まで開催。
 なお、8月21日(土)、22日(日)の両日、オールで進むボートの模型をつくる「夏の工作教室」を開く。抽選により親子2名一組で両日合わせて40組80名を招待する。


 この特別展は、水の世界を「自然界の水」、「水の構造と科学」、「水と産業」の三つのコーナーに分けて紹介する。コーナーを仕切るボードを使わず見通しのよいオープンスペースにしたほか、説明パネルも透明なアクリル板を用いるなど "水の公園"をイメージしたつくりとなっている。


 地球には海水、淡水、氷、水蒸気という形でおよそ14億km3の水が存在している。
宇宙から見た地球が青く輝いているのは、地球の表面は大部分が海であるためで、淡水は全体のわずか2.5%を占めるにすぎない。この2.5%の淡水も大半が南極や北極の氷山として存在し、私たちが実際に利用できるのは淡水のうちの30%程度。これは地球上のすべての水のわずか0.8%という量で、淡水が貴重な資源であることがわかる。


 一方、地球以外の太陽系の惑星は地球より温度が極端に高いか、反対に極端に低いかのいずれかで、液体の形で水を持つことはできない。
 「自然界の水」のコーナーでは、こうした事実をいろいろと解説しているほか、"火星移住計画"等の話題も目を引く。


「自然界の水」のコーナーに隣接する「水の構造と科学」のコーナーでは、H2Oという水の分子構造のナゾに迫り、ほかの液体にはない水の特性を興味深く取り上げている。


 残る「水と産業」のコーナーでは、紀元前312年につくられたローマの「アッピア水道」等古代の水道事情から、海水を淡水に変える海水淡水化装置、大量の酸素を送り込んで汚水を浄化する水域浄化船など、水と産業に関連する現代の興味つきない話題の数々を写真やパネルで解説している。


 水の使用量は生活用水、工業用水共に増えており、このままのペースでは30年後には水が世界的に不足する事態を引き起こす。
 日本には"湯水のように使う"という表現があるが、水を大切に使うことの重要性をこのコーナーでは訴えている。


 恒例の工作教室ではオールで進むボートの模型を製作する。このボートはモーターでオールを回し水を掻く仕組みで、今回の展示テーマである"水"に親しむには格好の教材。


 参加希望者は希望日、氏名、同伴者氏名、住所、電話番号、学校名、学年あるいは年齢を記入の上、三菱みなとみらい技術館・夏の工作教室係宛てにハガキまたはFAXで申し込む。入館料・参加費共に無料で希望者多数の場合は抽選。申込みの締め切りは8月10日(当日消印有効)。


 三菱みなとみらい技術館
郵便番号220-8401
所在地横浜市西区みなとみらい3-3-1  三菱重工横浜ビル
電 話045-224-9031
FAX045-224-9902
最寄駅JR/東急東横線/市営地下鉄・ 桜木町駅
開館時間10時~17時30分(入館は16時30分まで)
休館日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
なお、9月6日から10日まで臨時休館日
入館料一般500円 中・高校生300円 小学生200円
小中学校の課外授業・遠足による利用は無料(要予約)。


以  上