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1999年3月4日発行 第3780号

世界初 マイクロ波で粉末炭素を高黒鉛化焼成

加熱温度3200℃も実現

 三菱重工業は、これまで不可能とされていたマイクロ波を使って粉末炭素を加熱、黒鉛(グラファイト)化することに世界で初めて成功した。黒鉛は携帯電話などに使われるリチウムイオン電池の負極材などに用いられるもの。品質向上のカギとなる加熱温度も3,200℃という高温を合わせて実現した。マイクロ波で3,200℃という高温加熱を達成したのも世界初のこと。これにより最高グレードの負極材の実験室レベルでの製造が可能となった。しかも3Kといわれる現行の労働環境の改善、バッチ式生産から連続式への変更など数々の特長をもつ次世代型の生産技術構想を前提とし、すでに特許を出願している。


加熱実験用装置炉内の粉末カーボン状況