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平成9年10月29日発行

 
電動アシスト自転車「ビスク」発売

 三菱重工業は、ペダルを踏んだ時の駆動補助力により軽快に走行することのできる電動アシスト自転車を商品化、「ビスク」(BICIC)の商品名で発売する。ビスクは1回の充電で走行できる距離は41km。電力消費の少ないモーターを搭載。しかもバッテリー操作は他社にないワンタッチ方式とするなどユーザーメリットを配慮したところが最大のセールスポイント。メーカー希望小売価格は、本体8万5800円(充電器1万2000円は別売り)。ワインレッド、シルバー、ブルー、それにグリーンの4色を用意、初年度2万台の販売を見込んでいる。なお11月6日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「'97東京国際自転車展」に出展する。

 ビスクの特長は

  1. 車体は女性でも楽に乗り降りできるように低床式フレームデザインを採用。車両の重心を低く、しかも前輪と後輪のちょうど中央に置いた設計により、ハンドルさばきが楽になり、走行時の安定性は抜群。スイッチをONにするだけで電動となり、特別な操作は不要。
  2. ビスクは、ペダルを踏む力と走行速度をセンサーが感知、必要なだけの電力をモーターに供給する仕組み。その上、この電動アシスト自転車のために特別に開発したコンパクトなブラシレスモーターを装着、電力消費は既存のものに比べ10%も少ない。
  3. バッテリーは5段階のインジケーターで表示され、残量が一目でわかるように工夫されている。家庭用100V電源で充電でき、充電に必要な時間は3時間。バッテリーの取り付け、取り外しはワンタッチ方式のため操作は極めて簡単。
 このほか
  1. タイヤサイズは24インチ。独自開発のオリジナルタイヤを装着。従来の市販品に比べ一段と高い耐久性をもつとともに転がり抵抗が小さい
  2. 変速機はハンドルグリップを持ったまま回転させて変速させるグリップチェンジ方式。軽、平、高の3段階切り替えで、ペダリングを楽にするとともにバッテリーを長持ちさせる
  3. 動力伝導装置に、ギアの歯にあたる部分のない遊星ローラー減速機を使用。ペダルを回転させる際のギア音を低くした
など数々の特長をもつ。

 電動アシスト自転車は、戦後の復興期に自転車を生産した実績をもつ当社名古屋機器製作所が開発したもの。現在の製品構成からみると、ルームエアコン「ビーバーエアコン」に次ぐ、当社第2の家庭向け商品ということになる。

「ビスク」は当社、全国ネットの自転車小売代理店ルートで販売し、当面10%のシェア確保をめざす。

主な仕様

項 目
数 値
全長/全幅/サドル高さ 1790/525/880mm
軸間距離/タイヤサイズ/重量 1116mm/24×1・1/2インチ/28kg
補助速度範囲(比例補助/逓減補助) 0~15km/h未満/15~24km/h未満
原動機(形式/定格) 直流ブラシレス式/235w
1回充電走行距離 41km(平坦路)
補助力制御方式 トルク差検知方式
バッテリー(形式/容量) ニカド電池・24V(1.2v/20)4.5Ah
充  電  器 スイッチング・レギュレーター方式
充 電 時 間 3時間
変速方式/駆動方式 内装3段/チェーン式
照 明 装 置 ダイナモ式前照灯
   
   営 業 窓 口 : 名古屋機器製作所営業部
   製作事業所 : 名 古 屋 機 器 製 作 所