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平成9年10月16日発行

業界初 10~25℃の中・低温パッケージエアコン
冷房専用天吊形6機種発売へ 床置形3機種も

中温パッケージエアコン
FDE250MT8
(天吊形室内機)
中温パッケージエアコン
FDC250M8
(天吊形室外機)
低温パッケージエアコン
AP151L
(床置形室内機)
 三菱重工業は、室内温度が10~25℃の冷房専用天吊形中・低温パッケージエアコン6機種を完成した。生鮮食品を扱う食品加工場、食品倉庫などに設置するもので、室温10~25℃の天吊形中・低温パッケージエアコンは業界で初めて。当社は同時に完成した室温0~21℃の冷房専用床置形3機種を含め、合わせて9機種を11月末から発売する。いずれも空冷式で、これにより当社の中・低温パッケージエアコンは空冷式の天吊形、天埋形、天井ダクト形、床置形および水冷式の床置形の5タイプ47機種の品揃えとなり、さらにラインアップが充実した。

 今回発売するのは、2馬力の「FDE45M8」、3馬力の「FDE71M8」、4馬力の「FDE100M8」、5馬力の「FDE125MP8」、8馬力の「FDE200MP8」、10馬力の「FDE250MT8」の6機種。中心機種は「FDE250MT8」で、50Hz地域で130~150m2の室内を冷房する能力をもつ。
 一方床置形は、8馬力の「AP81L」、10馬力の「AP101L」、15馬力の「AP151L」の3機種。「AP151L」が主力機種で、50Hz地域で90~120m2の広さを冷房することができる。

 これまでの中・低温パッケージエアコンは、人と物の両方を対象にしていたため室内温度が15~27℃の製品がほとんどであったが、今回は従来より低い適用温度の製品を投入することにより、0~27℃までのより広い温度帯をカバーし、多様な食品加工作業、保管のニーズに対応することができることが最大の特長。
 穀物加工品、砂糖、ナッツ類、冷凍食品、皮革類などを管理する倉庫では、きめ細かい温度コントロールができるため、それぞれの商品に合った保管が容易になり、これまで以上に幅広い商品を受け入れることができるようになる。

 当社の中・低温パッケージエアコンは、業務用エアコン“セゾン”シリーズとほぼ同じく、すっきりとした外観をもつため狭い作業所でも威圧感がない。また天吊形、天埋形は床のスペースを有効に使うことができるなど用途や設置場所を考えた幅広い品揃えで、様々なニーズに応えることができる製品となっている。

 室外機は天吊形10馬力機で57dBと、低騒音設計になっていることも特長の一つ。

 さらに天埋形には、リモコン操作でグリルを自動昇降させ、フィルター掃除を容易にする“ラクリーナパネル”をオプションとして用意、オフィス・店舗用の業務空調機の使いやすさを取り入れている。

 病原性大腸菌O-157やPL法の施行などから、食品を扱う現場ではHACCP(食・飲料品の安全と品質管理)を導入し、管理体制の強化をはかっているところが増えてきている。
 このため温度管理が容易にできる中・低温パッケージエアコンの販売実績は、平成9冷凍年度(平成8年10月~平成9年9月)で約6600台と昨年度に比べ約130%の伸びを示しており、今後ますます需要増加が予想されることから、新機種の投入に踏み切ったもの。 

 価格は「FDE250MT8」が室内機、室内機のセットで211万1000円、「AP151L」が同じく369万円。

主な仕様

型  式
FDE250MT8
AP151L
電  源
3相 200V(50/60Hz)
冷 房 能 力(kW)
冷房能力条件
25.2/26.9
室内20℃、室外35℃の場合
20.9/23.3
室内2℃、室外35℃の場合
使用温度範囲(℃)
室内温度:10~25
外気温度:0~43
室内温度:0~21
外気温度:0~43
外形寸法(mm)室内
H×W×D  室外
239×1470×650
1450×1350×600
1870×1850×750
1450×1350×600
  
   営 業 窓 口 : 空 調 冷 機 部
   製作事業所 : エアコン製作所