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平成9年9月18日発行


 

冬期もしっとり
安全性を高めたクリーンな加湿器を発売

 三菱重工業は、電源コードを従来の固定式からマグネット式に変更、安全対策をさらに強化した加湿器を21日から発売する。吹き出し口の温度は60℃以下で、加湿器に入っている水が常に常温であるため安全性が高く、しかも部屋をスケール(水道水の中に含まれるカルシウム、マグネシウムなどの残留物)や雑菌で汚すことがなく、クリーンであるなど要求される条件を備えた最新鋭の加湿器。乳児、幼児のいる家庭にも適したユーザー待望の商品となっている。

 この加湿器は、1時間当たり400ccの水蒸気を8時間連続で吹き出す能力をもつ。木造7畳、コンクリート造り11畳用で、商品名は「SHE400D」。

 ヒーターに巻き付けた布(蒸発布)が底にある水槽(受け皿)から毛細管現象により水を吸い上げ、その水を加熱・蒸発させるという当社独自開発の構造をもつ加湿器。  蒸発布に含まれる水分のみ加熱させるため、加湿に要する消費電力は業界で最も低い299Wを実現。しかも立ち上がり時間はスイッチを入れてから約1~3分と早いという特長をもつ。

 また蒸発布はフィルターの役割をし、水道水に含まれる不純物がすべてこの布に堆積するうえ、水分は沸騰するため雑菌を死滅させることができるので、室内に出る水蒸気はクリーンであることも大きな特長。
 受け皿に入っている水は常温であるため、万一転倒した場合でも熱湯がこぼれる心配がない。

 このほか(1)水がなくなると自動的に運転をやめる「渇水時自動停止装置」(2)ヒーターが145℃になると自動的にスイッチが切れる「バイメタルサーモ」(3)以上の安全装置が働かなくなった場合、ヒーターが172℃に達するとヒューズが遮断する「温度ヒューズ」と安全には特に配慮している。

 これまで側面のみについていた水位確認窓を正面にも設け、残水量がわかりやすくなったことも特長の一つ。

 冬期、室温5℃、湿度60%の密閉した部屋をエアコンで暖房した場合、冬の快適温度22℃になると湿度は19%にまで下がり、乾燥した砂漠と同じ環境になるという。このため適度な潤いを補う加湿器の需要は、今後ますます拡大していくものと予想される。

 「SHE400D」の価格は、従来機「SHE4009R」と同様の1万9800円。初年度は3万台の販売を目指す。

主な仕様

型  式 SHE400D
加 湿 量(ml/h) 400
適用床面積 木造和室:7畳
コンクリート造:11畳
外形寸法(mm) 幅185×高さ265×奥行き260
消費電力(W) 299
重  量(kg) 2.8
価  格(円) 19,800

   営 業 窓 口 : 空 調 冷 機 部           
   製作事業所 : エアコン製作所