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三菱重工ニュース
2006年11月30日 発行 第 4535 号

タイに初の原動機新会社を設立
東南アジアの市場拡大に対応
 三菱重工業は、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)など原動機製品の海外向け受注拡大をはかるため、タイに営業・情報収集拠点としてMitsubishi Power Systems (Thailand) Ltd. (略称:MPS-T)を設立し、12月1日から営業活動を本格的に開始する。今後、市場伸長が見込まれるタイおよび周辺国で、顧客密着型の営業を強力に展開していく。


 新会社は、7月1日付でシンガポールに設立した東南アジア全域の原動機事業を統括するMitsubishi Power Systems(Asia Pacific)Pte. Ltd.(略称:MPS-AP)のタイ現地法人。原動機事業に特化した現地法人をタイに設立するのは初めて。

 タイは近年、堅調な経済発展を続け、2011年~2015年の運転開始ベースで、合計約1,000万kW規模の発電所建設が計画されるなど、今後急速な電力需要の増大が見込まれる。また政府方針により、発電事業に自由競争を導入する予定で、従来の電力会社だけでなく、多数の独立系電力事業者(IPP)の参入も予定されており、多様化する顧客ニーズに迅速かつ効率的に対応するためにも、原動機事業に特化した営業・情報収集拠点の設立が必要と判断した。

 当社はタイの電力設備市場において現在約4割のシェアを獲得しているが、新会社は、MPS-APとともに提案型の営業活動を展開、拡大する市場のニーズを一層掘り起こすと同時に、各種プロジェクトに初期計画段階から参画して、客先の要求にきめ細かく対応しつつ、さらに広範な現地の信頼を獲得していく。新会社は当面、営業・情報収集を主要業務とするが、将来的には、必要に応じ、現地調達・工事を含めたEPC(設備一括請負)契約の窓口になることも目指していく。

 当社は、中期経営計画(2006事業計画)で原動機事業を収益の柱と位置づけ、世界市場で一層のシェア拡大をはかっていくことを目標に掲げており、今後も積極的な海外展開を行っていく。


 

■新会社の概要

  社 名 Mitsubishi Power Systems (Thailand) Ltd. (略称:MPS-T)
  事業内容 新規案件の市場調査・商談発掘、EPC工事及び部品販売・アフターサービス
  取扱製品 事業用火力、コンバインドサイクル、中小型原動機、ディーゼル、風力発電、水力発電、地熱発電ほか
  資本金 約5,000万円
  代表取締役社長 笹子 光男
  所在地 バンコック
  従業員数 11人



営業窓口:原動機事業本部 原動機輸出部

以  上