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三菱重工ニュース
2006年8月3日 発行 第 4494 号

業務用エアコンの生産を海外へ移管
効率的でグローバルな事業を展開
 三菱重工業は、大型の室外機を除く業務用エアコンの生産をタイの合弁企業 MACO 社( Mitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co., Ltd. )と中国の合弁企業である三菱重工海爾(青島)空調機有限公司( MHAQ 社)へ移管する。
 これに伴い、生産の中核拠点であった国内の冷熱事業本部本工場(愛知県清須市)は、海外工場を統括する“開発と生産技術のグローバルセンター”としての役割を担う。ただし、業務用エアコンの大型室外機の他、輸送用冷凍機、コンプレッサーについては、引き続き本工場にて生産する。


  タイ(バンコク) MACO社 [Mitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co.,Ltd.]
  タイ(バンコク) MACO社
[Mitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co.,Ltd.]
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 当社は、2007年度までに、業務用エアコンの小型室外機及び室内機の一部の生産をMACO社へ移管する。これを受けて近くMACO社に増資し、当社の出資比率51%を75%超まで引き上げる。
 また、業務用エアコンの中型室外機及び室内機の一部については、MHAQ社へ順次、生産移管していく。

 今回、MACO社へ生産移管するのは4~6馬力の業務用エアコンの小型室外機。すでに同社では、家庭用エアコンについては2003年から、また、3馬力以下の業務用エアコンの小型室外機については2006年2月から順次生産を開始しており、今回の移管により、家庭用から業務用に至るまで、当社空調機器事業の基幹を担うことになる。これを受け、MACO社は生産設備の増強と工場増設に着手、当社の増資により10億円規模の設備投資を行う。

 MACO社は1988年の設立。当社の現地代理店であったマハジャク社(Mahajak Industry Co., Ltd.)との合弁企業で、本社・工場を首都バンコクに置き、作業員は約1,500人(期間従業員含む)。現在は、中国を除く全世界市場向け家庭用エアコンの生産と、東南アジア向け販売を担っているが、新たに小型業務用エアコンの生産が加わることになる。

 MHAQ社は1993年の設立。中国家電の最大手、海爾集団との合弁企業で、“MHI-Haier”ブランドの中国市場向け業務用エアコンの生産・販売を手掛ける。今回の移管により、“MHI”ブランドの世界市場向け中型業務用エアコンの生産が加わる。
 なお、中国市場向け家庭用エアコンの生産・販売は、金羚電器有限公司と合弁で1995年に設立した三菱重工金羚空調機有限公司(MJA社)が行っている。

 空調機器事業は、国内市場の成熟化と、海外市場での新興国メーカーの台頭などにより、厳しい競争に直面しているが、今回の一連の生産移管により、業務用エアコンならびに家庭用エアコンの生産拠点の再編・整備に目途がつき、グローバルな分散型事業運営の体制が整うことから、一層積極的・効率的な事業展開を推し進めていく。



担当窓口:冷熱事業本部

以  上