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三菱重工ニュース
2006年6月14日 発行 第 4478 号

中国で小型枚葉機を生産
最大手の北人印刷機械股有限公司と合弁で
 三菱重工業は、中国トップの印刷機械メーカーである北人印刷機械股有限公司と合弁で、枚葉機の製造・販売会社「北京三菱重工北人印刷機械有限公司」を北京市に設立する。2008年の北京五輪や2010年の上海万博などを控え、印刷物の需要が急増している中国市場へ本格的に参入をはかり、中心的役割を担っていくのが狙い。7月から本格的に操業を開始する。


==キャプション==
合弁契約調印式
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 北京三菱重工北人印刷機械は、当社の高品質・高速の多色刷り枚葉機の技術供与により、小型(1型)の高級印刷用枚葉機の生産・販売を手掛ける。初号機は今秋に完成予定で、北人印刷機械股有限公司のルートを活用して販売、2010年には小型枚葉機市場で40億円の売上げ、シェア25%獲得を目指す。
 資本金は4,600万元(約6億円)で、出資比率は当社51%、北人印刷機械股有限公司49%。北京経済技術開発区にある北人印刷機械股有限公司の敷地内に工場を構え、当面、40人の人員体制でスタートし、3年後120人体制をめざす。初代董事長には北人印刷機械股有限公司から朱武安が、また総経理には当社から紙・印刷機械事業部の一政譲がそれぞれ就任する。

 北人印刷機械股有限公司は、北京市工業促進局傘下の企業。北京市新設の経済技術開発区に最新の製造設備を保有し、枚葉機、輪転機など各種印刷機械を手掛けて、豊富な実績を持つ。年間売上9億9,500万元(約140億円、2005年実績)。従業員は約3,000人。

 経済成長を続ける中国では、その消費活動を促す商品カタログやポスターなどの作成が増えており、枚葉機をはじめとする印刷機械の需要が急拡大している。しかし、同国では、高速・高品質・多色刷りの高級印刷用枚葉機の国産技術は確立されておらず、印刷機最大手の北人印刷機械股有限公司も、その技術を有する協業先を求めていた。今回の合弁新会社設立は、このような北人印刷機械股有限公司と、中国に生産拠点を必要としていた当社との双方のニーズが一致したことによる。

 新会社は、小型枚葉機の競争力強化をはかりながら、中国市場での占有率のさらなる拡大を目指していく。一方で、大型枚葉機(3型)や輪転機については、これまでどおり当社独自で製造・販売する方針で、成長著しい中国市場でも一層積極的な営業を展開していく。

※枚葉機= シート状に切り揃えられた用紙を1枚ずつ印刷していく印刷機のこと。1型は「A3×2倍」のサイズに対応する小型機械。3型は「A3×4倍」に対応する(2型は、B版サイズ対応の機種。)。
これらに対し、ロール状の用紙を印刷するものを輪転機という。



担当窓口:紙・印刷機械事業部

以  上