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三菱重工ニュース
2006年6月8日 発行 第 4477 号

米国の風力発電ディベロッパーから風力発電設備443基もの大量受注
B & Bグループが4つの新規ウィンドファームへ導入
 三菱重工業は、米国最大級の風力発電ディベロッパーであるバブコック&ブラウン(Babcock and Brown、略称B & B)グループから大型風力発電設備443基(総発電出力44万3,000kW)を受注した。B & Bが米国で展開する新たな4つの大規模風力発電プロジェクトに採用されるもので、機種はいずれも出力1,000kW級のMWT-1000A型風車。当社にとって、今回ほどの大量受注は前例がなく、これにより、当社風力発電設備の累計受注台数は2,626基(同184万3,170 kW)となる。



 今回の案件は、当社の米国法人であるMitsubishi Power Systems, Inc.(MPS、本社:フロリダ州オーランド)を通して受注したもの。
 現在決定している納入先と納入台数は以下の通り。

ブエナビスタ・プロジェクト(The Buena Vista project、カリフォルニア州、運転開始2006年末)へ38基(発電出力3万8,000kW)。
アラゴネ・メサ・プロジェクト(The Aragonne Mesa project、ニューメキシコ州、同2006年末)へ90基(同9万kW)。
スウィートウォーター4、5期拡張プロジェクト(The Sweetwater ♯4&5 expansion project、テキサス州、同2007年秋)へ135基(同13万5,000kW)。
 このほか、コロラド州に建設するウィンドファーム(運転開始2007年末)向けに180基(発電出力18万kW)納入する。

 いずれも当社長崎造船所が風力発電設備を製作、MPSがタワー調達、翼の供給、試運転、メンテナンスおよび据付指導を担当する。

 MWT-1000Aは、このクラスで世界最高レベルの発電効率を達成したベストセラー機。ブレードの構造や形状に工夫を施すことにより、低風速でも高効率な発電を実現し、年平均風速毎秒6mの場所において、従来機(MWT-1000)に比べ発電効率を約20%向上(年間総発電量約38万kWh、約80世帯相当)させた。今回の大量受注は、この実績と技術的信頼性が決め手となった。

 B & Bはグローバルな投資・コンサルティング企業。インフラ部門では、主として電力事業への開発投資や事業運営を手掛け、風力発電についても、世界規模で発電市場を開拓し、投資し、ウィンドファームを運営している。
風力発電設備MWT-1000A
風力発電設備MWT-1000A

 当社は1980年の初号機納入以来、四半世紀にわたり、風力発電設備の自主開発・製作・供給に取り組んできた国内最大の大型風力発電設備の総合メーカー。この間、台風、落雷、風向・風速の変動といった日本特有の気象条件に対応しつつ、高性能かつ経済的な大型風車の開発・製造・販売に取り組んできた。今回の大量受注を新たな弾みとして、さらに積極的な開発と営業を展開していく。



営業窓口:原動機事業本部 原動機輸出部
製作事業所:長崎造船所

以  上