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三菱重工ニュース
2006年5月11日 発行 第 4465 号

韓国から風力発電設備を初受注
東国S&C社のシナンウインドファーム向け
 三菱重工業は、韓国の風車用タワー製造大手、東国S&C社(Dongkuk Structures and Construction Co., Ltd.)から大型風力発電設備3基を受注した。同社が全羅南道新安郡に建設するシナンウインドファーム(風力発電所)向けで、韓国から風力発電設備を受注するのは今回が初めて。


風力発電設備
風力発電設備
MWT62/1.0(MWT-1000A)
 今回受注した風力発電設備は、1,000kWの発電能力を持つ「MWT62/1.0」(MWT-1000A)。ブレードの構造や形状に工夫を施すことにより、このクラスで世界最高レベルの発電効率を達成したベストセラー機。低風速でも高効率な発電を実現、年平均風速毎秒6mの場所において、従来機(MWT-1000)に比べ発電効率を約20%向上(年間総発電量約38万kWh、約80世帯相当)させており、今回の受注も、この実績と技術的信頼性が決め手となった。運転開始は2006年10月の予定。

 シナンウインドファームは、韓国南西部の都市、光州広域市から南西約100kmに建設される。東国S&C社が初めて自前で手掛ける発電施設で、当面、総発電出力3,000kWの風力発電設備で構成、最終的には同50,000kWにまで拡大していく。

 東国S&C社は、世界でも有数の風車用タワー供給事業者。その受注実績は約1,400台に達する。設立は2001年7月。親会社である東国産業から分社化されるかたちでスタートしたもので、風車用タワーのほか、橋梁などを手掛ける。資本金は120億ウォン、売上高は約930億ウォン(2005年度)。

 韓国は、風力発電でインド、中国、日本に次ぐアジア第4の市場。風力や太陽光などの再生可能エネルギーを利用した発電方式に対する優遇制度が2003年に導入されて以降、風力発電市場は拡大しており、年間15万~20万kWの需要が期待されている。

 当社は1980年の初号機納入以来、四半世紀にわたり、風力発電設備の自主開発・製作・供給に取り組んできた国内最大の大型風力発電設備の総合メーカー。その受注台数は、国内および米国を主要マーケットとして2006年3月末現在で累計2,431台(総出力164万8,170 kW)にも達する。当社は今回の韓国向け初受注を弾みとして、急成長するアジア市場での受注拡大を目指していく。

※ MWT62/1.0 = 

MWTはMitsubishi Wind Turbine の略。
62はロータ直径(62m)、1.0は定格出力(1.0 MW)を示す。



営業窓口:原動機事業本部 原動機輸出部
製作事業所:長崎造船所

以  上