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三菱重工ニュース
2006年2月10日 発行 第 4438 号

各事業所が保管するPCBすべてを無害化処理
法定期限を前倒しして
 三菱重工業は、当社の各事業所が保管するPCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物(使用機器)すべての無害化処理を、法定期限を前倒しするかたちで実施する。PCB油やPCBを使用したトランス、コンデンサ、安定器などの処理を政府全額出資の日本環境安全事業株式会社(JESCO)へ委託し、2010年までの処理完了を目指す。


 当社が保有するPCBの内訳は、トランス55台、コンデンサ11,684台、安定器などの小型機器39,435個、PCB油281缶。これら全量を、北海道、東京、豊田、大阪、北九州の5ヵ所に設置されているJESCOのPCB廃棄物処理施設で順次、無害化処理していく。

 PCBは、化学的に安定し、耐熱性や絶縁性に優れる特性を持つことから、トランスやコンデンサなどの電気機器用絶縁油などに幅広く使用されてきたが、皮膚障害などの慢性毒性が確認されたため、1974年に新たな製造・使用が禁止された。その当時は、無害化処理技術が確立されていなかったため、保有者はその後長くPCBを保管し続けてきたが、PCB処理技術の確立に伴い、2001年にポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法が制定され、2016年までの無害化処理が義務づけられるに至っている。
 尚、このうち東京の処理施設には、水熱酸化分解法による当社製PCB処理装置が使用されている。

 当社はこれまで、PCB使用機器の使用を2010年までに全面停止する目標を掲げて、事業所ごとに保管場所を設置し適正な保管に努めてきたが、機器の劣化などに伴う環境汚染リスクの低減をはかるため、保管中および使用中のPCB使用機器すべてを早期に処理することにした。当社は今後も、企業の社会的責任(CSR)を果たす観点から、全社を挙げて環境保全に努めていく。




担当窓口:総務部 CSR推進室

以  上