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三菱重工ニュース

平成18年1月5日


三菱重工業株式会社
取締役社長 佃 和夫

2006年 佃社長 年頭挨拶(要旨)
【平成18年の重点施策】
今年は、「アクション05」の仕上げの年となるとともに、中期経営計画である「2006事業計画」策定の年でもある。
厳しい事業環境でも生き残れる強固な事業構造を確立し、お客様や社会から高い信頼を獲得できる企業への変革実現のため、平成18年を『三菱重工グループの変革に向けた挑戦の年』と位置付け、次の3点を重点的に推進していきたい。
「お客様と社会に信頼される企業体質の強化」
  昨年を振り返ると、製品の品質に関わるクレームの発生、官公需工事に関する独禁法問題や、高い信頼性を要求される原子力製品での不適合発生など、多くの反省すべき点があった。
お客様、更には社会の信頼なくして、企業の存続はありえない。まず、「お客様、そして社会に支持され、信頼される製品作り、体質作り」を進めること。そして、「お客様に満足していただくことが、ひるがえって当社の競争力につながる」ことを再確認して欲しい。そのためには、社員一人ひとりの日々の業務はすべて、お客様、更には社会につながっていることを自覚し、毅然とした態度で仕事に取り組み、「お客様、更に社会への貢献を最優先に行動する」ことを全員で実践していこう。

「収益力の強化」
  国内製造業各社が業績好転を遂げているなかで、当社のみが低い水準から脱していない。収益悪化の背景を分析すると、整斉とした事業活動を実施していれば防止できた損失が多くを占めている。「アクション05」は、まずこうした損失の原因を早急に撲滅し、企業として必要な配当や将来への投資を行うための最低限の利益を確保していくことを目標としている。
「2006事業計画」では更に、収益性・成長性を重視した製品構成への見直しなど、事業構造の抜本的改善をはかって、厳しい競争に勝ち抜ける体質を作り上げて行かなければならない。
「もの作り力の強化」
  『もの作りの力』は当社経営の根幹であり、強固な事業構造を築き上げるための基盤だが、そのためには、製造業の基本である、品質、コスト、納期の各項目で、高度化するお客様の要求にきちんと応える体制を構築していかなければならない。そのため、モジュラーデザインの推進、設備の近代化、サプライチェーンの再構築、工場の視える化など、様々な攻めの手を打ち続け、スピードを上げて革新を実現していくことが必要となる。また、『もの作り』に携わるすべての社員が、活力と達成感を共有できるたくましい職場風土を作ることも重要だ。
是非、この危機感をばねに、日本を代表するメーカーにふさわしい圧倒的な『もの作りの力』を取り戻していこうではないか。

今年は、以上の3点に全員の力を結集し、活力ある三菱重工を目指していきたい。私自身、この先頭に立って行動していく。




以  上