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三菱重工ニュース
2005年12月19日 発行 第 4421 号

中・大型部品の精密加工に威力を発揮する横形マシニングセンター2機種を発売
オペレーターサポート機能を充実し、操作性に優れる
 三菱重工業は20日、建設機械やバス・トラック、家電製品などの中・大型部品の精密加工に高い生産性を発揮する横形マシニングセンター2機種「DH60」、「DH80」を発売する。当社ロングセラー機であるM-HEシリーズのモデルチェンジ機で、見易い画面の旋回式操作盤を装着するなどして、操作性を格段に高めたのが特徴。併せて、テーブル上への積載可能重量を増やし、幅広い加工対象物に対応する。価格(税抜き)は3,300万円(DH60)と3,720万円(DH80)。年間80台規模の販売を見込んでいる。


横型マシニングセンターDH60
横型マシニングセンターDH60
 DH60/80は、1996年の投入以降、息の長い人気を維持してきた従来機の基本構造を継承しつつ、使い勝手を一段と高めた。
 モデルチェンジのポイントは、テーブル積載質量の許容値を引き上げ、さらに、段取り時に容易に操作することのできる旋回タイプの操作盤を装備し、新たに簡単・確実なオペレーターサポート機能を実現したこと。操作盤には10.4型カラー液晶表示(LCD)を採用、自動工具交換装置(ATC)/自動パレット交換装置(APC)の復旧支援、機械状況表示、工具管理など、作業現場のきめ細かなニーズに応える表示・管理機能を豊富に搭載して、ダウンタイム※1および段取り時間の極小化に貢献する。

 従来機の評価を高めた基本構造である、軸受内径120mmの大口径主軸と30kWモーターの強力な組み合わせをDH60/80 でも踏襲し、重切削加工時でも変形や振動の少ない高品位な加工を達成する。また、すべての回転レンジで主軸振動を3μm以下に抑え、加工の精度を高めるとともに、工具の長寿命化や騒音低減を実現する。

 これらに加え、DH60/80 では、テーブル積載重量、最大工具長をそれぞれ拡大、広々とした加工可能ワークを設定。切粉処理にも機内コンベアの最適配置(標準)や天井シャワー※2(オプション)など様々な配慮を施した。
 当社は、新規・更新両需要を積極的に掘り起こし、DH60/80を新たなロングセラー機に育てていく。

※1 ダウンタイム=

作業が中断する時間
※2 天井シャワー= 切粉が機械内にたまらないように、機械の天井に取り付けたシャワーのこと。切粉がたまると、そこから水を出し排出口に流す仕組み。

DH60/80の主な仕様

   項    目

DH60

DH80

各軸移動量

X軸移動量
mm

1,000

1,250

Y軸移動量
mm

800

1,000

Z軸移動量
mm

800

850

テーブル

パレット作業面の大きさ
mm

630×630

800×800

割り出し角度

標準

1°毎×360位置

オプション

0.001°/パルス任意(B軸)

最大積載質量
kg

1,500

2,500

ヘッドストック

主軸回転速度
min-1

標準

60~6,000

オプション
(高トルク仕様)

10~3,200

オプション
(高速仕様)

120~12,000

主軸出力
kW

標準、高速仕様

30 (30分定格)

高トルク仕様

26 (30分定格)

主軸テーパ

BT50

主軸軸受け内径
mm

120(標準)、130(高トルク仕様)、100(高速仕様)

各軸の早送り
速度
X,Y,Z軸
mm/min

40,000

テーブル割り出し
°/min

7,200

4,320

ATC

工具収納本数

標準

40

オプション

80、120

工具最大径
mm

ø 110 (ø 300:両隣接工具なし)

工具最大長さ
mm

550

工具最大重量
kg

15 (オプション 30)

NC装置

FANUC-18iMB

 



担当窓口:工作機械事業部

以  上