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三菱重工ニュース
2005年11月10日 発行 第 4412 号

舶用低速ディーゼルエンジン「UE機関」の技術を供与
ベトナム造船産業公社(ビナシン)へ
 三菱重工業は10日、ベトナムの造船産業公社(ビナシン、Vietnam Shipbuilding Industry Corporation)と、舶用低速ディーゼルエンジン※1「UE機関」の技術供与について合意し、契約を締結した。活況を呈している国際海運市場を背景に、今後発展が予想されるベトナムの造船業において、UE機関の一層の浸透をはかるのが狙い。


三菱舶用低速ディーゼルエンジン「UE機関」
三菱舶用低速ディーゼルエンジン「UE機関」
契約の内容は、UE機関のうち、シリンダ径330~680mmの大型舶用低速ディーゼルエンジンである三菱UEC-LA、LS、LSII、LSE機関に関する製造、販売・サービスのライセンスをビナシンへ供与するというもの。適用エリアはベトナム国内で、期間は2005年から2014年までの10年間。

 ビナシンは、1996年に設立された造船・舶用機械生産の国営公社。傘下に独立採算制で運営される同国の主要造船関連企業約50社を有する。年間売上高は1億6000万ドル(2004年)。従業員数は約15,000人。

 三菱UE機関は、MAN-B&W、Wärtsilä Sulzerとともに、世界の大型舶用ディーゼル機関市場を分け合う3大ブランドの一つ。コンパクトな構造のほか、低シリンダ油消費など、経済性と環境保全性に優れるのが特徴で、出力1,520~63,600馬力をカバーする幅広い製品群を持つ。

 ベトナムは、市場経済制(ドイモイ、1986年)の導入以降、アジア通貨危機の一時期を除き、順調に経済が発展。2000年以降は7%前後の成長を持続、海外からの直接投資も2004年実績で前年比14.3%アップするなど高い水準を記録している。そのような中、同国の造船受注も、日本、韓国、中国など主要造船国の船台逼迫もあって急伸の兆しを見せており、当社はビナシンとの関係を一層強化しつつ、UE機関のシェア拡大を目指していく。

※1 舶用低速ディーゼルエンジン
=船舶の推進用として使用される低速(60~300回転/分)のディーゼルエンジンで、コンテナ船、ばら積み貨物船、タンカーなどに広く搭載されている。



担当窓口: 原動機事業本部 産業エネルギー部

以  上