ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2005年10月31日 発行 第 4411 号

新型2サイクル汎用ガソリンエンジンを発売
業界クラス最軽量を実現、始動性も大幅に向上
 三菱重工業は11月1日、業界クラス最軽量を実現し、長時間でも作業者への負担が少ない新型2サイクル汎用ガソリンエンジン「三菱メイキエンジンTBシリーズ」を発売する。従来機種(TLシリーズ)を13年ぶりにフルモデルチェンジしたもので、軽量化に加え、始動性も向上させたのが特徴。刈払機を中心とする農業機械分野に拡販をはかり、シリーズで年間販売10万台を見込む。


三菱メイキエンジンTB23
三菱メイキエンジンTB23
 TBシリーズは、農業従事者の高齢化が進む中、「人に優しく、使いやすい」エンジンを基本コンセプトに開発された。機種は、排気量20ccクラスのTB20、同23ccクラスのTB23、同26ccクラスのTB26で、それぞれにフランジ型とクラッチケース一体型を揃えた3機種6タイプ。今後さらに、高出力機種を加えて順次ラインナップを充実していく。

 いずれも、丸みを基調とした流線型のコンパクトなデザインで、“軽量化”、“始動性向上”を実現、“使い易さ”にも数々のアイデアを盛り込んだ。
 そのうち、軽量化については、点火コイルの小型化やローターの材質変更などにより当社従来機比約10%の軽量化を達成。さらに、TB26は、クラッチケースにマグネシウム材を採用することで、一層の軽量化をはかっている。
 また、始動に際しては、リコイルロープを引く時に、リコイルスターター内部の始動用スプリングに蓄えるエネルギーがシリンダー内圧力を上回ると一気に開放されて始動を助ける独自のスターター機構 (商標登録名“ミラクルスタート”)を標準装備、始動に必要な力を従来比50%低減して“らくらく始動”を実現した。
 このほか、クリーナー部品の掃除や交換が簡単にできるようエアクリーナーケースのカバーをワンタッチで着脱できる方式にしたほか、タンクキャップの紛失を防ぐためホルダーをつけるなど、使い易さにも細やかな配慮が多数施されている。

 1946年に自社製スクーター搭載用として生産を始めた三菱メイキエンジンは、今年3月に累計生産台数2,000万台を達成しているが、当社は今回の新シリーズ投入を機に、農業機械や産業機械分野など2サイクル、4サイクル汎用ガソリンエンジン市場でさらに積極的に営業を展開していく。

TBシリーズの主要諸元
機種
TB20
TB23
TB26
形式
空冷2サイクルピストンバルブ方式ガソリンエンジン
シリンダー内径×行程
mm
30.2×28
32×28
34×28
総排気量
cm3
20.1
22.5
25.4
使用燃料
潤滑油混合ガソリン(混合比50:1)
使用潤滑油
2サイクル専用オイル(JASO FC級 ISO EGC級)
始動方式
リコイルスターター方式(“ミラクルスタート”標準装備)
点火方式
無接点式マグネット点火 TCI
点火プラグ
NGK BM6A
NGK BPM7Y
気化器
ダイヤフラム式(オーバフローリターン)
エアクリーナー
半湿式ポリウレタンフォーム
回転方向
燃料タンク容量
lit
0.4
0.5
0.6
乾燥質量
kg
2.0(フランジ型)
2.2
(クラッチケース一体型)
2.1(フランジ型)
2.3
(クラッチケース一体型)
2.25(フランジ型)
2.45
(クラッチケース一体型)
機関寸法L×W×H
mm
153×206×214
(フランジ型)
243×206×214
(クラッチケース一体型)
153×214×214
(フランジ型)
243×214×214
(クラッチケース一体型)
153×219×217
(フランジ型)
244×219×217
(クラッチケース一体型)



担当窓口:汎用機・特車事業本部エンジン営業部

以  上