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三菱重工ニュース
2005年10月26日 発行 第 4408 号

グラファイト電極専用加工機「M-V4050G」を発売
粉塵対策を徹底し、安定した加工と簡易なメンテナンスを実現
 三菱重工業は28日、金型製作時の放電加工に用いられるグラファイト電極専用の加工機「M-V4050G」を発売する。徹底した粉塵対策を施してクリーンな作業環境と簡易なメンテナンスを実現した乾式加工用・立形マシニングセンター。価格は標準タイプ1,900万円。初年度約100台の販売を見込む。


グラファイト電極専用加工機「M-V4050G」
グラファイト電極専用加工機「M-V4050G」
 M-V4050Gは、汎用高精度加工機として定評のあるマシニングセンター、M-V4050を進化させ、集塵機能を重視して開発した。グラファイト電極は、自動車や家電などの複雑な形状や微細な製品の成型のための高精度な金型の仕上げに用いる放電加工機の最重要パーツ。このグラファイト電極を素材のグラファイトから加工するのがグラファイト電極専用加工機だが、素材の特性上、加工工程で粉塵が大量に発生するという難点があるため、新たなマシンの開発に当たってはこの粉塵対策がポイントとなっていた。

 粉塵対策としては、機内を密閉する全閉形ガードを標準装備、加工中の粉塵をすべて機内で処理して、機外への飛散を抑える。また、大型の集塵機を採用し、機内の3つの集塵口から、浮遊・落下する粉塵をすばやく収集し除去する。それでも機内に残り堆積する粉塵に対しては、カバー側面扉から機内清掃用ノズルで粉塵を取り除くことが可能。これらにより、粉塵処理に手間取ることもなく、メンテナンスも簡易。
 さらにボールスクリュー、ローラーガイドなどの駆動系の機構には、シールを施し、粉塵の侵入を防いで、安定した加工性能を維持している。

 機体はコンパクトサイズながら、各軸ストロークを大きく設計。テーブル上ワーキングエリアも広く、段取りを容易にして、自動車から家電製品までの多様な加工を実現する。
 当社はこのM-V4050Gを、28日(金)から30日(日)まで広島県福山市で開催される「広島県工作機械器具展」に出品する。

M-V4050Gの主な仕様

項      目

M-V4050G

テーブル

作業面の大きさmm

1,000×550

各軸移動量

X軸移動量(テーブル左右)mm

800

Y軸移動量(テーブル前後)mm

510

Z軸移動量(主軸上下) mm

460

各軸の早送り速度(最大)

X、Y、Z軸  mm/min

42,000

各軸の切削送り速度

X、Y、Z軸mm/min

1~42,000

主軸

回転速度 min-1

200~20,000

電動機出力kW

AC22(15分定格)

テーパ穴

BBT40(BIG-Plus)

自動工具交換装置
(ATC)

工具収納本数

標準

18

オプション

30

最大径mm

ø 85(条件付の場合:ø 125)

最大長さ mm

300

最大質量kg

7

機械の大きさ

高さmm

2,976.5

所要床面積の大きさmm

2,971×3,484

質量kg

7,800




担当窓口:工作機械事業部

以  上