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三菱重工ニュース
2005年9月9日 発行 第 4391 号

発電用大型ガスタービン主要部品を中国で生産開始
東方タービン工場との合弁事業 生産本格化
 三菱重工業は、中国の三大重電機器メーカーの一つである中国東方タービン工場(以下、東方タービン、四川省徳陽市)と合弁で、ガスタービン主要部品の現地生産を開始した。同国では、天然ガス焚き火力発電の普及に伴い、ガスタービン発電設備の大型商談が相次いでいるが、今回の生産開始により、現地企業との協業や技術移転の体制をさらに強化し、中国市場への本格的な参入を果たしていく。


三菱重工東方ガスタービン(広州)有限公司
三菱重工東方ガスタービン(広州)有限公司
 当社と東方タービンは昨年、ガスタービン部品の製造・販売会社「三菱重工東方ガスタービン(広州)有限公司(Mitsubishi Heavy Industries Dongfang Gas Turbine (Guangzhou) Co., Ltd.)」を合弁で設立。その後、工場建設に取り組んできたが、本格生産の準備が整ったことから、9日、多数の現地顧客の出席により、竣工式を盛大に執り行った。

 合弁会社の総資本金は27億円で、出資比率は当社51%、東方タービン49%。当社からは、まず、M701F型およびM701D型ガスタービンの燃焼器のコーティング技術が供与され、その後順次、タービン動翼および静翼の製造技術が供与される。この技術移転により、合弁会社によるガスタービンの主要部品である燃焼器、タービン翼などの製造・販売、運転後の補修・メインテナンス事業を行なっていく。

 新工場は敷地約70,000m2、建屋約10,000m2。当面は、ガスタービン用の燃焼器および動翼・静翼のコーティング設備を稼動させ、最終的には燃焼器、動翼・静翼の加工ラインならびに補修ラインも整備する。従業員数は当初100人規模で、今後、事業の拡大に合わせ200人規模まで増員していく予定。

 当社と東方タービンは、2002年に本合弁設立を含めた大型ガスタービンに関する合作協議で合意。この関係をベースに2003年には中国初のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備向けにガスタービン10基を含む主要機器を一括受注している。
 中国市場では、現地パートナーとの協業や技術移転の度合いが入札の際の重要な審査項目となっているが、今回の合弁会社での生産開始により、当社は、この要求に応えつつ、先に一括受注したガスタービンだけでなく、近年中国で需要が急増している製鉄所向け高炉ガス焚き発電設備用ガスタービンのアフターサービスも手掛けていく。また、広く東南アジア地域を睨んだサービス体制の強化にもつなげていく。



担当窓口:原動機事業本部 原動機輸出部

以  上