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三菱重工ニュース
2005年8月9日 発行 第 4378 号

乗用車用ターボチャージャー 欧州拠点MEEの生産設備を増強
 三菱重工業は、拡大する欧州市場の需要に対応するため、乗用車用ターボチャージャー(過給機)の欧州での生産能力を現在の年間70万台から40%強アップして、2006年度までに同100万台の生産体制を構築する。具体的には、欧州の生産拠点である全額出資子会社「MHI Equipment Europe B.V.」(以下MEE、オランダ アルメア市)の生産設備を増強、年間30万台の増産をはかる。設備投資額は約11億円。これにより、国内と海外を合わせた当社のターボチャージャー連結生産能力は年間300万台となる。


三菱ターボチャージャーTD025
三菱ターボチャージャーTD025
 今回のMEEへの設備投資計画は、小型ターボチャージャー(ディーゼルエンジン1.6リットルクラス対応のTD025)を年間約50万台納入するフランスのプジョーS.A.から、新たに同20万台の増産要請が出されるなど、欧州市場の需要拡大に対応するもの。同市場では、EUROIV排ガス規制に続き、将来のEUROV規制導入が決まるなど、排ガス規制強化の動きが急ピッチで進んでいるが、これらを背景に、乗用車エンジンの燃焼効率を高める機器であるターボチャージャーの需要が急増、生産設備増強の必要に迫られていた。
 今回の計画は、顧客に近い欧州の生産拠点でそれら要請に応えるもので、併せて、市場ニーズへの対応の迅速化、在庫のミニマム化、為替リスクの回避などをはかっていく。

 主な設備投資は、小型ターボチャージャーの主要部品であるタービンロータ(回転部品)加工ラインとタービンロータ・コンプレッサホイール・ベアリングハウジングなどの部品を組み立てるカートリッジ組立ラインの新設。ともに全自動のラインとし、電子ビーム溶接機や各種研削盤、自動組立装置など、最新の生産技術・設備を積極的に投入して、生産の低コスト化と製品の高品質化を実現する。
 これらの増強により当社は、2008年度までに小型ターボチャージャー市場で世界第2位の地位確保を目指していく。



担当窓口:汎用機・特車事業本部

以  上