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三菱重工ニュース
2005年8月8日 発行 第 4376 号

チリ向けガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備建設を
フルターンキー契約で受注
 三菱重工業は、チリの発電会社であるENDESAチリ(ENDESA CHILE)からサンイシドロ発電所2号機(San Isidro II)向け天然ガス及び油焚きガスタービン・コンバインドサイクル発電設備をフルターンキー契約で受注した。地域の電力不足を回避するための増設案件で、当社が1996年に受注、1998年10月に運転を開始した同1号機(GTCC)に続くもの。


(参考写真)F型ガスタービン
(参考写真)F型ガスタービン
 今回受注した天然ガス及び油焚きGTCC発電設備は、首都サンティアゴの北西130kmに位置するキジョータ市(Quillota)に建設される。出力は約40万kW。M701F型ガスタービン、蒸気タービン、排熱回収ボイラー、発電機などで構成される。当社が発電設備の中核となるガスタービン、蒸気タービンおよび排熱回収ボイラーなどの設計・製作を担当し、三菱電機が発電機を製作する。取扱商社は三菱商事。

 当社はチリ向けに蒸気タービン、ボイラーなど、多くの火力発電設備の納入実績を持つが、天然ガス及び油焚きGTCC発電設備の受注としては、サンイシドロ発電所1号機(San Isidro I)についで今回が2件目。2007年3月にガスタービン単独での運転を開始した後、蒸気タービン、排熱回収ボイラーを追設し、2008年2月にGTCC発電設備としての運転を開始する。

 チリ経済は2002年後半以降、継続的な金融緩和が奏効し、国内消費が回復。また輸出品目の4割を占める銅の国際価格上昇なども加わって、2004年の実質GDP(国内総生産)成長率は6.1%を達成。2005年も6.2%と高成長が予測されている。これに伴い電力需要も伸長し、サンティアゴ周辺など、地域によっては電力が不足する事態が生じている。

 GTCC発電設備は、ガスタービンにより発電を行い、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電する方式。エネルギーを有効利用できることからCO2の排出抑制が可能で、省エネルギーだけでなく、環境保全にも大きく貢献する。

 当社は国内外に多数のGTCC発電設備を納入し、技術・実績の両面で広く世界の発電設備市場の信用を獲得しており、今後も電力需要が旺盛な市場での営業活動を拡大・強化していく。



営業窓口:原動機事業本部 原動機輸出部
製作事業所:高砂製作所、長崎造船所

以  上