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三菱重工ニュース
2005年7月27日 発行 第 4369 号

新型4サイクル汎用ガソリンエンジンを発売
騒音・振動を低減、始動性を向上
 三菱重工業は、騒音と振動を大幅に低減し、始動性も向上した新型4サイクル汎用ガソリンエンジン「三菱メイキエンジンGB100」を販売する。従来機種(GMシリーズ)を7年ぶりにフルモデルチェンジした新シリーズの第一弾。耕運機や運搬機、動力噴霧機などの農業機械分野を中心に拡販をはかり、「GB」シリーズで年間15万台規模の売上げを見込む。


三菱メイキエンジンGB100
三菱メイキエンジンGB100

 「GB」シリーズは、農業従事者の高齢化が進む中、「人に優しく、使いやすい」エンジンを基本コンセプトに開発されたもの。
 その一つは、機械音の低減と耳障り音のカットを図り、業界トップクラスの静かさを実現した。具体的には、本体(シリンダブロック)の高剛性化、板金部品の削減、冷却ファンやカムの形状見直しなどにより、風切り音や弁の動く音を低減。同時に、マフラーの内部構造を見直して、気になる高周波音を排除、耳にマイルドな排気音に変えている。
 振動についても、往復運動部であるピストンの重量軽減で約15%(当社従来機比)低減するなどして、作業者の負担を大きく軽減した。

 “簡単始動”を実現したのも「GB」シリーズの特徴。当社独自のメカニカルデコンプ(減圧)機構をさらに改良、標準仕様のリコイル引き力を約15%(当社従来機比)低減して、軽く引くだけですぐに始動するエンジンに仕上げている。

 「GB100」は、クランク軸の回転をそのまま出力する従来の“クランク軸出力仕様”に加え、クランク軸よりギヤを介し、回転数が1/2となる“カム軸1/2減速仕様”も新たに設定可能にしたことで、より広範な作業機への搭載を可能にした製品。総排気量は98ccと、これまで当社になかった100 ccクラスの出力レンジをカバーする。

 三菱メイキエンジンは、1946年にスクーター搭載用として生産を始め、今年3月に累計生産台数2,000万台を達成している。当社は今後、今回市場投入する「GB」シリーズのラインナップを充実していく方針で、これを機にさらに積極的に、2サイクル、4サイクル汎用ガソリンエンジン市場の深耕とすそ野開拓を進めていく。

▽GB100の主要諸元
形  式
空冷4サイクル傾斜形横軸
OHVガソリンエンジン
総排気量(cc)
98
シリンダ  内径×行程(mm)
1-56×40
最大出力kW(PS)
2.2(3.0)
最大トルク                   (P)
N・m/rpm(kgf・m/rpm)    (L)
4.95 /3000 (0.51/3000)
9.90/1500  (1.02/1500)
乾燥重量(kg)
11.0(ブラケットなし)
機関寸法  L×W×H(mm)
275×317×293



担当窓口:汎用機・特車事業本部 エンジン営業部

以  上