ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2005年6月28日 発行 第 4365 号

『2005社会・環境報告書(CSRレポート)』を発行
ステークホルダーミーティングを開催
 三菱重工業は、社の事業全体を社会・経済・環境の3つの観点から分析し報告する『2005社会・環境報告書(CSR※1レポート)』を28日に発行した。当社がCSR(企業の社会的責任)を経営の基軸としていることを改めて広く宣言するのが目的。そのため、環境、労働、コンプライアンスなどの分野で活躍する広範なステークホルダーとの対話を進め、当社に対する多様な意見や提言を掲載。コンプライアンス違反事例に関しても公開して、当社の再発防止の取り組みを紹介する。


 CSRレポートの内容は、トップコミットメント、ステークホルダーミーティング、社会貢献報告、環境報告、社会性報告(顧客、株主、従業員、地域社会などとの関わり)、第三者意見書、GRI※2ガイドラインとの対照表などで構成。京都議定書の発効を受け、「地球温暖化対策への取り組み」を特集として採り上げている。

 このうち、トップコミットメントでは、社会との対話の一環として社長対談を掲載。ジャーナリストとして第一線で活躍中の幸田シャーミン氏との対話を通じて、佃和夫社長が、当社が果たすべきCSRとは何か、また、環境負荷低減にいかに貢献すべきか、などについての考えを述べる。また、三菱自動車支援や原子力発電の安全性への取り組みなど社会的関心の高い事柄に対し、社長自ら当社の姿勢を明らかにしている。

 2005レポートの特徴の一つは、初めての試みとして実施したステークホルダーミーティングを詳細にわたって誌上公開していること。各分野を代表する方々から出された当社に対する意見、要望は、「長期ビジョンの作成」から「検証可能なCSRプロセスの公開」までと多様。厳しい指摘や苦言も少なくないが、当社は誠心誠意応えていく。
 また、特集「地球温暖化対策への取り組み」では、社業を通じて社会貢献する当社の取り組みを具体的に報告する。

CSRレポートの発行は昨年に続き2回目。前身の「環境報告書」から数えると5度目の発行で、昨年9月には国連グローバル・コンパクト※3への参加を決定している。

 今回のレポートの対象となった期間には、美浜原発3号機事故、鉄道保線作業車不正車検取得、独占禁止法違反被疑事件などマイナスの事象も少なくなかった。本レポートでは、それらの事象との決別の思いを込めて具体的なコンプライアンス違反事例とその再発防止策を報告。その上でCSRこそが企業存続の基盤であることを改めて確認、モノづくりを通して「世界の人々の安全・安心で豊かな生活の実現」のため尽くしていくことを表明する。

※1 CSR = Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任
※2 GRI = Global Reporting Initiative、全世界で適用可能な持続可能性報告のガイドラインを策定し、普及させることを使命とし、1997年に国連環境計画(UNEP)などと連携して設立された組織。現在GRIの参加者は、世界各地の企業、非政府組織(NGO)、シンクタンク、コンサルタント、会計士団体、経営者団体及び大学など。
※3 国連グローバル・コンパクト = 国連のアナン事務総長が1999年に提唱したグローバル・コンパクトの普遍的原則は「人権・労働・環境」の3分野に関する9原則であったが、その後、2004年6月に「腐敗防止」に関する原則が追加され、現在の4分野10原則になった。



担当窓口: 総 務 部

以  上