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三菱重工ニュース
2005年4月14日 発行 第 4343 号

タイ向けガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所建設を受注
新規IPP会社のRPCL向け
 三菱重工業は、タイの新規IPP会社(独立系発電事業者)であるラチャブリパワー社(Ratchaburi Power Company Limited:RPCL)から天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(以下、GTCC)発電所(2系列)の建設を受注した。電力は、タイ電力庁(EGAT)が向こう25年間買取り、バンコクを中心とした都市部へ供給される予定。運転開始は2008年3月(1系列目)および同年6月(2系列目)の計画。


(参考写真)F型ガスタービン
(参考写真)F型ガスタービン
 今回の天然ガス焚きGTCC発電所は、バンコクの西140kmのラチャブリ地区に建設される。出力は約140万kW。 2系列合計でM701F型ガスタービン4台、蒸気タービン2台、排熱回収ボイラー4台、発電機6台などで構成される。このうち当社は、発電設備の中核となるガスタービン、蒸気タービン及び排熱回収ボイラーなどの設計・製作を手掛ける。発電機は三菱電機が、土建・据付け工事は現地の建設会社Sino-Thai社が担当する。取扱商社は三菱商事。

 受注先のRPCLは、今回のIPPプロジェクトのために設立された特別目的会社(SPC)で、外資とタイ資本との折半出資からなる。出資内訳は、香港電燈25%、中部電力15%、豊田通商10%(以上、外資)、Ratchaburi Electricity Generating Holding 25%、石油・ガス会社PTT 15%、大手財閥Saha Union 10%(以上、タイ資本)。

 タイ経済は、内需拡大政策などが奏効し個人消費の活性化などにより、2003年は6.9%と1997年の経済危機後、最も高い数字を記録。2004年も同レベルの高い経済成長率を達成しており、今後とも電力・エネルギー需要の拡大が予想される。今回のプロジェクトは、このような市場の要請に応えるもので、ファイナンスの一部には国際協力銀行(JBIC)の活用も検討されている。

 GTCC発電設備は、ガスタービンにより発電を行い、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電する方式。エネルギーを有効利用できることからCO2の排出削減が可能で、省エネルギーだけでなく、環境保全にも大きく貢献する。

 当社はGTCC発電設備を国内外で多数納入し、技術・実績両面で広く市場の信用を獲得している。今後も電力需要が旺盛な東南アジア市場での営業活動を強化していく。





営業窓口:原動機事業本部 原動機輸出部
製作事業所:高砂製作所、長崎造船所

以  上