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三菱重工ニュース
2005年3月28日 発行 第 4334 号

エンジンバルブを中国で現地生産
瀋陽航天新光集団と合弁で遼寧省に生産会社設立
 三菱重工業は、中国の自動車エンジンメーカー、瀋陽航天新光集団有限公司(遼寧省瀋陽市)と合弁で、遼寧省瀋陽市にエンジンバルブの生産会社「瀋陽航天新光三菱重工气門有限公司」を設立することで合意した。成長著しい同国の自動車市場に密着し、新規顧客の一挙拡大をはかるのが狙い。生産開始は本年10月。初年度1,000万本、2008年度3,000万本のエンジンバルブ生産体制を確立する。


「瀋陽航天新光三菱重工气門有限公司」設立調印式
「瀋陽航天新光三菱重工气門有限公司」
設立調印式
 新会社は、日米欧の有力外資を含む多数の自動車・エンジンメーカーが周辺に拠点を構える瀋陽市渾南新区に設立する。資本金は約11億円で、出資比率は瀋陽航天新光集団35%、当社32.5%、三菱重工業(香港)有限公司32.5%。工場は4月に着工し、10月に竣工予定。従業員数は161人でスタート、2年後には309人を見込む。当社は総経理と管理、製造両部門の責任者を派遣。初代董事長には瀋陽航天新光集団から王 秀昌が就任する予定。

 パートナーとなる瀋陽航天新光集団は、約10万人の従業員と180社以上の企業・機関を擁する中国有数の企業集団、航天科工集団公司傘下の中核企業。自動車エンジンのほか、各種の自動車部品などを手掛ける。特に、主要製品のエンジンは遼寧省推奨製品となっているなど技術的評価が高く、販売網・マーケティング力にも信用がおけることから、パートナーとして申し分ないと判断した。また、合弁会社の拠点となる遼寧省は、自動車関連企業の誘致に積極的で、法人税の免税など、各種の優遇措置が適用される。

 当社のエンジンバルブ生産では、材料切断から加工、検査、完成品出荷まで徹底した自動化による一貫生産体制を導入して世界最高レベルの「品質・コスト・納期」を実現している。新会社はこの技術とノウハウの移管を受け、当社エンジンバルブと同等品質の製品を生産。三菱自動車の合弁企業である瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司をはじめとする現地の有力自動車・エンジン各社に供給していく。
 中国市場に進出している大手自動車メーカーは、部品の現地調達率の拡大に取り組みながら、2006年ユーロIII排気ガス規制などに対応した新型エンジンの開発に取り組み、各種関連部品の調達を進めている。新会社はこれらを追い風として、急成長する同国市場でシェアを一気に拡大していく計画。



担当窓口:工作機械事業部

以  上