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三菱重工ニュース
2005年2月22日 発行 第 4319 号

インドに工具事業の生産拠点設立
歯車切削工具メーカー最大手SRP Tools社を買収
 三菱重工業は、インドに工具専業の新会社「Mitsubishi Heavy Industries India Precision Tools, Ltd.」(仮称:インド三菱重工業精密工具)を5月1日に設立する。歯車切削工具製造で同国最大のSRP Tools社を買収し、当社の現地生産拠点として再出発させるもの。歯車切削工具を主として生産をスタート、徐々に生産品目を高付加価値製品へ広げていく。それにより、現SRP Tools社の売上規模約5億円を2007年度20億円、2010年度40億円に拡大していく。


Mitsubishi Heavy Industries
India Precision Tool, Ltd
工場外観
 新会社の本社は、現在のSRP Tools社があるチェンナイ(旧マドラス)近郊のタミル・ナドゥ州ラニペット市に構える。各地にアフターサービスの拠点を置き、総代理店であるボルタス(Voltas)社とともに、インド全土をカバーする。資本金は7,100万円。SRP Tools社の現社員(約250人)の雇用を継続しつつ、当社からは社長と財務担当を派遣する。初代社長には山下和幸が就任する予定。

 当面の事業展開としては、インドで高いシェアを誇る歯車切削用のホブ、ピニオンカッター、シェービングカッター、及びブローチなどの精密工具に、ドライカット技術など当社の最新技術を導入することにより、製品競争力の一層の強化をはかり、インド市場での更なるシェアアップを目指す。

 インドでは1991年の市場開放以来、経済が順調に拡大。これにより二輪・四輪自動車の需要も増加し、2003年には自動車生産台数が100万台を突破したほか、今後も年率15%程度の高い成長率が見込まれている。これに合わせ、歯車工作機械ならびに歯車切削工具の需要も急拡大している。歯車工作機械市場は現在、欧米優位の情勢にあるが、当社は製品顧客への技術サポートを着実に行いながら、現地での活動を強化・加速し、歯車工作機械をはじめとする工作機械全般の事業拡大をはかっていく。

 今回の買収先SRP Tools社は、当社とは長期に亘り技術提携の関係にあった。同社の主要顧客が、日本や韓国などの有力外資を含む自動車・二輪車メーカーであったことも当社の今回の決断を後押しした。



担当窓口:工作機械事業部

以  上