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三菱重工ニュース
2005年2月1日 発行 第 4310 号

遠心圧縮機(コンプレッサー)「MAC」の出荷が累計台数500台を達成
 三菱重工業は、石油化学や天然ガスのプラントなどに用いられる遠心圧縮機(コンプレッサー)「MAC(Mitsubishi Advanced Compressor)」の出荷累計台数が500台を達成する。節目の台数となるのは、このほど完成し、2月中に出荷する予定のアラブ首長国連邦(UAE)向けの天然ガス処理用大型コンプレッサーで、当社はこの500台達成を弾みとして、さらに国内外での営業活動を積極化させていく。


出荷500台目の遠心圧縮機(コンプレッサー) 「MAC」
出荷500台目の遠心圧縮機(コンプレッサー) 「MAC」
 MACは、1917年(大正6年)に始まる遠心圧縮機の豊富な経験と実績をベースに独自に開発した高性能機。初号機は三菱化成工業(当時)水島工場向け(1987年)で、今では、広範な化学関連プラントへ適用範囲を広げ、今日では世界トップクラスの生産高を誇る。とりわけ、エチレン、肥料、メタノールなどの石油化学・石油精製分野では約25%のシェアを持つ。

 遠心圧縮機(コンプレッサー)は、原油を分解して得られるガスや天然ガスなどを圧縮し、各種プラントの反応プロセスやパイプラインに送り込む装置。多様な化学プラントやパイプラインの心臓部として活躍、世界の石油化学工業をはじめとするエネルギー産業を支えている。

 MACは、それぞれのプラントに合わせ最適な性能を実現するための設計をCAE(コンピューター援用エンジニアリングシステム)によって行い、三次元インペラ※1、独自の制振装置の採用などにより、高効率、高信頼性を実現した。さらには軸受部分が磨耗した場合など該当部分のみを取り替えるだけで、メンテナンスを可能にするなど、抜群の保守性を誇る。
 また、生産に当たっては、遠心圧縮機と駆動用蒸気タービンを同一の工場(広島製作所)で製作、コンプレッサーパッケージとして一貫した品質・納期管理を行い、顧客の多様なニーズに応えている。

 遠心圧縮機は、石油化学(エチレン、メタノール)、肥料(アンモニア、尿素)、石油精製などのほか、今度のUAE向けとなったガス関連分野でも需要増加が見込まれているが、当社は今後も、それぞれの分野の需要にきめ細かく応える製品づくりと営業活動を果敢に展開していく。

※ 1 三次元インペラ= 圧縮機の中に入ったガスを、より少ないエネルギーで効率よく圧縮し、最適な状態で流れて行くように作られた3次元的な形状を持った羽根車。



営業窓口:機械事業本部 風水力・一般機械部
製作事業所:広島製作所

以  上