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三菱重工ニュース
2004年12月6日 発行 第 4297 号

刷版使用量を半減した高性能・経済的新型新聞用オフセット輪転機
「ダイヤモンドスピリット」(DIAMONDSPIRIT)を発売
  三菱重工業は、“毎時16万部”の高速・高品質印刷と、ランニングコストの大幅な削減を同時に実現した新聞用オフセット輪転機「ダイヤモンドスピリット」(DIAMONDSPIRIT)を開発、販売を開始した。4ページ幅で1ページ長さの版胴※1を採用することで、刷版使用量を半減した高性能かつ経済的な輪転機。刷版使用量の半減により、印刷経費の多くを占める刷版費を大幅に削減できる。発行部数が中小規模の海外新聞社を中心に、国内新聞社へも拡販をはかる。


三菱新聞用オフセット輪転機 「DIAMONDSPIRIT」 (イメージ図)
三菱新聞用オフセット輪転機 「DIAMONDSPIRIT」 (イメージ図)
 「ダイヤモンドスピリット」は、世界最速の常用印刷速度(毎時18万部)を実現した当社のベストセラー輪転機「ダイヤモンドスター」の高速化対応技術を導入、このタイプで世界最高速の毎時16万部を達成。また、「ダイヤモンドスター」の持つ“高生産性、高品質、高信頼性、快適な操作性”という4つの優れた特性も継承した。

 「ダイヤモンドスピリット」の最大の特徴は、「ダイヤモンドスター」の高い印刷品質はそのままに、刷版使用量の半減により、版胴が4ページ幅で2ページ長さの従来機に比べ、刷版費用を50%低減させたほか、迅速な版交換などにより大幅なランニングコストの低減を実現したこと。
 また、損紙率の低減にもこだわり、最大で業界最小の2%以下の損紙率を実現するとともに、シャフトレス駆動や低抵抗シリンダベアリングの採用などにより、消費電力も従来機に比べ約15%低減させた。

 版胴やブランケット胴※1の振動を極小化することで“高品質”を支え、全面広告など鮮明な画質が要求される印刷でも優れた性能を発揮する。また、新型インキローラ配列や、高精度のインキプリセット機能※2の導入などで、シャープな画質とともに安定した紙面濃度も実現。これらにより、鮮やかさや色彩の忠実な再現性が求められるファッションブランド、自動車などの広告の印刷にも最適なマシンとなっている。

 当社は、経費削減など市場のニーズにきめ細かく応えるこの「ダイヤモンドスピリット」を、主力機である世界最高速の「ダイヤモンドスター」と並ぶ新聞用オフセット輪転機の戦略製品として、積極的に営業活動を展開していく。

※1 版胴・ブランケット胴
 
版胴とは刷版を巻き付けるためのシリンダーのこと。オフセット印刷では、この版胴と接する形で取り付けられたブランケット胴というシリンダーが版胴とともに回転し、その際にブランケット胴に刷版の画像が転写され、その画像がさらに紙に転写されることで印刷が行われる。
※2 高精度インキプリセット機能
 
インキプリセット機能とは、印刷時に供給されるインキの量を印刷する絵柄に応じて自動制御する機能。ダイヤモンドスピリットではこの機能をさらに高め、よりきめ細かく高精度なインキ供給を実現し、カラー印刷の品質向上を実現した。


営業窓口:紙・印刷機械事業部

以  上