ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2004年10月28日 発行 第 4290 号

米電力会社 PGE社から複合火力発電所の主要機器を受注
G型ガスタービンを拡販へ
 三菱重工業は、米国の電力事業会社、ポートランド・ジェネラル・エレクトリック社(Portland General Electric Co. 以下PGE社、オレゴン州ポートランド)から、複合火力発電所の主要機器を一括受注した。ポート・ウエストワード(Port Westward)複合火力発電所向けで、M501G型ガスタービン、蒸気タービン、排熱回収ボイラー、発電機各1基から構成され、出力は40万kW。運転開始は2007年5月の予定。


 当社の米国現地法人であるMPS社(Mitsubishi Power Systems, Inc.)が窓口となり受注したもので、M501G型ガスタービンおよび蒸気タービンは高砂製作所で製作、排熱回収ボイラーはMPS社が米国で現地調達する。土木工事、据付工事、その他の機器は、PGE社が米国のエンジニアリング会社に別途発注する。

 ポート・ウエストワード複合火力発電所は、年率2.5%のエネルギー需要の伸びが見込まれているオレゴン州の電力不足を解消するため、ポートランド市北部に建設される。

 PGE社は、総発電設備容量200万kW以上を有するオレゴン州最大の電力事業会社。水力発電、石炭焚きおよびガス焚き発電所を有し、約75万5千世帯に電力を供給している。ポート・ウエストワード複合火力発電所は、PGE社が所有する中で、最も高効率な天然ガス焚き発電所となるだけでなく、米国北西部地区でも最も効率が良い発電所になる見通し。

 この複合火力発電所は、ガスタービンにより発電を行い、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電を行うことで、投入される天然ガスの熱量の55%以上を電気エネルギーに変換することができる。そのため、従来の石炭や石油を燃料とする火力発電所より約15%高効率で、二酸化炭素(CO2)削減に貢献する。排気ガスについても、石炭を燃焼させた場合に発生する窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)を低く抑えることができる。

 米国のガスタービン市場は、天然ガス価格の高騰を背景に、長期的な視野から “高出力・高効率”を重要視する客先が増えてきている。これを踏まえ、当社は米国へ納入した機器の良好な運転実績に加え、今回の高出力、高効率タイプのG型ガスタービンの受注を弾みに、さらに積極的に市場展開していく。




営業窓口 :原動機事業本部 原動機輸出部
製作事業所:高砂製作所

以  上