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三菱重工ニュース
2004年10月26日 発行 第 4287 号

カタール向け大型LNGタンク受注
仏ビンシと国際コンソーシアムで
 三菱重工業は、千代田化工建設とイタリアの大手エンジニアリング会社、スナムプロゲッティ社(本社:ミラノ市)の共同出資会社であるCMS&A(千代田スナムプロゲッティ社)から、カタール向けLNG(液化天然ガス)貯蔵用大型タンク1基を受注した。フランスの建設会社、ビンシ(VINCI)とのコンソーシアムで受注したもので、同国向けLNGタンクの受注はこれで4基目となる。


当社が1999年に (第1~3系列向け)に納入したLNGタンク
当社が1999年に (第1~3系列向け)に納入したLNGタンク
 今回受注したLNGタンクは貯蔵量14万キロリットルの地上式タンク。サイトは、カタール東北部のラスラファンにある大型LNG基地で、この基地のディベロッパーであるLNG生産・販売会社、ラスラファン液化天然ガス社(略称:ラスガスII)※1が今後増設する第5系列の施設に納めることになる。納期は2007年4月。千代田化工建設、スナムプロゲッティ両社はこの増設プロジェクトを請け負っている。

 ラスラファンのLNG基地は現在、第1~3系列のLNG生産設備が稼動中、第4系列は建設中で、第5系列はこれらに続く生産設備(年産470万トン)となる。2007年4月に竣工、2007年初旬よりLNGの出荷が予定されている。第5系列までのすべての生産設備が完成すれば、年産約2,000万トンのLNG生産拠点となる。
 当社はこれまで、このLNG基地の第1~3系列向けにLNGタンク3基を納めており、今回の受注はそれらに続く。

 当社は、このカタール向けのほか、エジプト向けに地上式大型LNGタンク2基を建設中で、今回の受注は、これらの実績が高く評価されたことによる。

 LNGは、二酸化炭素の排出量が少なく、硫黄酸化物も出さないなど環境負荷が低いことから、世界的なエネルギー需給逼迫の状況を背景に、消費量が急増の傾向にある。そのため、世界各地でLNG基地の建設が計画されており、カタールでも新たな大型LNG生産設備の発注が近く予定されている。当社は、今回の受注を機に、さらに積極的に営業活動を展開していく。

※ 1ラスラファン液化天然ガス社 カタール国営のカタールペトロリアム社とエクソ ンモービル社が出資するLNG生産・販売会社。



営業窓口 :鉄構建設事業本部 鉄建輸出部
製作事業所:横浜製作所

以  上