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三菱重工ニュース
2004年9月28日 発行 第 4279 号

風力発電設備の専用工場を長崎造船所に新設
年間480台生産体制を構築
 三菱重工業は、国内外で好調な風車の受注増に対応するため、材料・部品の搬入から製造、出荷まで一貫した風力発電設備の専用工場を長崎造船所(香焼「こうやぎ」地区)内に新設、10月1日から操業を開始する。これまで複数箇所に分散していた生産ラインを統合し、量産手法を取り入れることで、生産の効率化と納期の短縮をはかるのが狙い。これにより、風車の生産能力は2003年度比約6割アップとなり、年間480台生産体制が整うことになる。


 新工場は、今年4月に幸町「さいわいまち」地区から移転を完了したブレード(翼)製造工場(約10,000m2)と、今回、新設されるナセル(発電設備本体)製造工場(約5,000m2で構成される。この両工場の統合により、材料・部品・製品の運搬ラインを効率化できるだけでなく、発注から出荷までの一貫管理を可能とし、需要動向に合わせた柔軟な増産を実現していく。

 当社は、総合エネルギーメーカーとして、火力・原子力・風力・地熱・水力・太陽光などの各種発電プラント・機器を幅広く開発、製造、販売している。昨年12月に打ち出した中期経営計画(「2004事業計画」)では、そのうち、自然エネルギーを利用した風力発電設備を、環境に負荷を与えない発電設備の主要製品と位置づけ、その取り組みの強化を打ち出している。これまでにも、米国営業拠点の強化、メキシコでのブレード製造工場設立など、製造・販売拠点の拡充を推し進める一方、わが国最大の2,400kW風車を開発、2004年度末に当社横浜製作所金沢工場に設置し実証試験を実施する準備を進めている。今回の専用工場新設もそれらの一環。

 当社は唯一の国産大型風車メーカー。1982年に商用風力発電設備の初号機を市場に投入し、現在では600kW機から2,000kW機までを製造。これまでに国内で157基、海外で1,522基、合計で1,679基の納入実績(建設中含む)を誇っている。今回の専用工場の稼動により、この勢いをさらに加速させていく。




担当窓口 :原動機事業本部 原動機業務部
製造事業所:長崎造船所

以  上