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三菱重工ニュース
2004年8月11日 発行 第 4260 号

世界最速“毎時18万部”の新聞用オフセット輪転機
中國新聞社から4セット受注
 三菱重工業は、中國新聞社から“毎時18万部”という世界最速の常用印刷速度を実現したシャフトレス駆動の新聞用オフセット輪転機『ダイヤモンドスター』(DIAMONDSTAR)を4セット受注した。


三菱新聞用オフセット輪転機 LITHOPIA BTO-N DIAMONDSTAR
三菱新聞用オフセット輪転機
LITHOPIA BTO-N
DIAMONDSTAR

 今回受注したのは、中國新聞社が広島県佐伯郡に建設する新印刷工場向けで、40頁建て24面カラー印刷が可能なマシン。本格稼動は2005年末の予定。

 ダイヤモンドスターは、従来機に比べ約30%の高速化(=生産性向上)を達成した輪転機。シャフトレス駆動方式※1 の採用による駆動系の簡素化と低摩擦型印刷シリンダベアリング※2 の組合せによるマシン全体の負荷低減、高速対応型折機の搭載などにより、安定した“高速運転”に加え、シャフト有り駆動方式の従来機に比べて約25%の消費電力低減も実現した。

 同時に、優れた印刷性能を発揮するため、剛性を高めた箱型フレームの採用や、当社独自のローラー配列の組み込みなどで、安定した紙面濃度を確保。これにより、世界最速の高速運転下でも高精彩な印刷品質を維持し、新聞紙面を彩る季節風景写真・広告写真などの臨場感も忠実に再現できる。

 このほか、工具なしで刷版の取り付け・取り外しができる新機構の採用により、“準備時間のさらなる削減”を図り、また、集中制御パネル(マスターコンソール)では、人間工学にもとづいたグラフィカルな画面で、分かりやすく操作できるなど、“オペレーターにやさしい”輪転機となっている。

 2002年2月の販売開始以降、ダイヤモンドスターは読売新聞社から2工場へ合わせて4セット、また朝日新聞社から2工場へ合わせて4セット、計8セットを受注し、そのうち7セットがすでに稼動している。今回の受注はこれらに続くもので、合計12セットの受注となる。

 ダイヤモンドスターは本年4月から読売新聞社京都工場において営業運転を開始したが、初期の段階から“高速運転下の高印刷品質及び低損紙率の実現”というダイヤモンドスターならではの性能を発揮しており、今回の中國新聞社からの受注は、この稼動実績が評価されたもの。

 当社はこれを弾みとして、最新のニュースをいち早く鮮明な紙面で読者に届けるという新聞社のニーズに応えるため、積極的に拡販を図っていく。

※1 シャフトレス駆動方式 =
輪転機の各印刷ユニットを個別のモーターで駆動・制御する方式。数台のモーターをラインシャフトで連結して輪転機全体を動かす従来機種よりも、印刷準備時間の短縮をはじめ、損紙低減、低騒音、機械据付レイアウトの自由度などのメリットがある。
※2 低摩擦型印刷シリンダベアリング =
従来の高剛性、高精度を維持したままで摩擦になる回転抵抗を低減したシリンダ ベアリング。



担当窓口:紙・印刷機械事業部 印刷機械営業部

以  上