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  平成16年7月12日

三  菱  重  工
(株式コード:7011 )
日  清  紡
(株式コード:3105 )
浄水場・下水処理場向け太陽電池付覆蓋(ふくがい)を共同商品化


 三菱重工業株式会社(本社:東京都港区 社 長:佃和夫 以下、三菱重工)と日清紡績株式会社(本社:東京都中央区 社長:指田禎一以下、日清紡)は、この度共同で浄水場・下水処理場向けの合成木材(エアライト FRU〔※〕)製覆蓋〔※1〕にアモルファス太陽電池〔※2〕を組み込んだ「ソーラーカバー Ene ・Lite (エネ・ライト)」を開発し、発売します。

太陽電池付覆蓋(ふくがい)
 「 Ene ・Lite 」は、浄水場や下水処理場の処理槽で使用される覆蓋設備に発電機能を追加した付加価値商品で、三菱重工製アモルファス太陽電池を、日清紡製FRU の覆蓋に組込み販売します。

 性能は、2,000 ×600mmの蓋で1 枚当たりの最大出力31.5 W 、4,000 ×600 mmの蓋で63 W となります。蓋のサイズは、槽開口部に合わせて変更可能で、設置エリアと必要となる電力を考慮し、発電システムとしてご提供します。

 覆蓋部分は、日清紡が製造販売している合成木材「エアライトFRU 」を使用しており、高強度且つ軽量で耐食性・耐久性に優れ、又木材同様の切削加工が可能な特長を生かして太陽電池との一体化を実現し、従来覆蓋と太陽電池の接合部として必要であった架台を不要〔※3〕としました。架台が不要となったことにより、施工は蓋を設置しワンタッチ式ケーブルコネクタを接続〔※4〕するのみとなり、施工費の大幅低減および工期の短縮が期待できます。更に、設置後も手軽に覆蓋の取外しが可能です。

 覆蓋に取り付ける三菱重工製のアモルファス太陽電池は、結晶型太陽電池と比べ製造時に消費するエネルギーが少なく環境により配慮した太陽電池です〔※5〕。高温環境下での発電特性に優れ、設置傾斜角による発電量への影響が極めて少ない特性を持つアモルファス太陽電池は、覆蓋への組み込みに最適で、日射量の多い夏場に威力を発揮し、同じ定格出力の結晶型太陽電池と比べて年間約10%も多くの発電量が見込めます〔※6〕
 両社は、浄水場・下水処理場のスペース有効活用と新エネルギー利用による環境貢献をキーワードとして、「ソーラーカバーEne ・Lite 」を全国の自治体向けにピーアールし拡販を目指します。

〔※〕 FRU
Fiber Reinforced Urethane / ガラス長繊維によって強化された硬質ウレタン素材
〔※1 〕 覆蓋
覆蓋(フクガイ)とは、主に浄水場・下水処理場にて防臭・転落防止等の目的で使われる処理槽の蓋です。
〔※2 〕 アモルファス太陽電池
アモルファス太陽電池は、結晶型太陽電池の製法と異なり、シリコン原料をガス化しガラス基板に直接蒸着することで発電膜を形成するので、製造時 に 使用する原料及びエネルギーが少なく、より環境性に優れた太陽電池です。
〔※3 〕
【他社品】   【今回開発品】
 

〔※4 〕 【ワンタッチコネクター写真】
   
〔※5 〕
    〔※6 〕年間発電量グラフ
 
    3kWシステムの予測発電量

【覆蓋仕様】
蓋材質
合成木材(ガラス長繊維強化硬質ウレタン樹脂) 製品名:エアライトFRU(日清紡)
使用温度 常温
標準設計荷重 1.0kN/m2 または 中央部1.0kN/枚(3.6kN/m2 は別途)
許容たわみ量 設計荷重においてL(スパン)/200 以下
気密性 蓋間及び受枠にパッキン使用
蓋質量 約 15~20kg/m2(太陽電池除く) 注)開口寸法によって変わることがあります
蓋表面 砂まき滑止仕上げ
表面塗装 トップコート
外寸 幅 600mm×奥行 320mm×高さ 320mm(カバー含む)
【太陽電池モジュール仕様】
太陽電池セル
アモルファス(三菱重工業株式会社)
公称最大出力 10.5W±10%
開放電圧 110V
短絡電流 0.10A
最大出力動作電圧 144V
最大出力動作電流 0.12A
モジュール質量 2kg(モジュール1枚当たり)