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三菱重工ニュース
2004年6月25日発行 第4246号

社会・環境報告書(CSRレポート)』を発刊
モノづくりを通して世界の人々の幸せな未来の実現に貢献


 三菱重工業は25日、昨年までの「環境報告書」を刷新し発展させた『社会・環境報告書(CSR※1レポート)』を発刊しました。当社の事業全体を社会・経済・環境の3つの観点から分析し報告したものです。具体的には、「世界の三菱重工」という当社のビジョンの下、地球環境と経済活動の調和をはかりながら、世界の人々の安全で豊かな生活づくりに貢献し、社会的責任(CSR)を果たしていく決意を示しています。

 CSRレポートの内容は、トップコミットメント、社業を通じた具体的な社会貢献報告、環境報告、社会性報告(当社と顧客・株主・従業員・地域社会・サプライヤーなどとの関係をまとめたもの)、第三者意見書、GRI※2ガイドラインとの対照表などで構成。その全体が、「広く社会との対話を行う」当社の姿勢を示すものとなっています。

 トップコミットメントでは、佃和夫社長が「企業の社会的責任(CSR)は経営の基軸である」ことを鮮明に打ち出しています。そのうえで、CSRを確たる企業文化とし、広範な人々から信頼され続ける企業をめざしながら、社会のニーズに誠実に対応し、世界の人々の利益に適う事業を推進していくことを表明しています。

 報告書の特徴の一つは、多様なステークホルダーによる当社に対する意見や提言を掲載していることです。「三菱重工の役割-持続可能な社会構築に向けて」の章では、当社の4つの事業領域※3ごとにNPO・顧客・独立行政法人などのステークホルダーの率直な意見や提言を紹介しています。評価の声だけではなく、意見や苦言も少なくありませんが、誠心誠意応えていきます。
 二つめは地球環境保全のための当社技術の解説です。「三菱重工の環境分野での取り組み」の章では、地球温暖化対策の観点から特筆すべき原子力、二酸化炭素(CO2)回収、再生可能エネルギー利用を取り上げてわかり易く紹介しています。

 当社は、120年の歴史を有し、創立当初から三菱グループの共通理念である三綱領(「所期奉公」、「処事光明」、「立業貿易」の3つ)を経営理念としてきましたが、1970年、これをもとに社是を制定しました。社是の第1条は「顧客第一の信念に徹し社業を通じて社会の進歩に貢献する」となっています。
 「社会の進歩に貢献」の意味は、創立当時はモノづくりによって「文明開化」へ貢献することでした。しかし、言葉の意味は時代とともに変化し、21世紀の今日では「当社の技術・製品で世界の環境負荷の低減をはかりながら、世界の人々の安全・安心で豊かな生活の実現のために尽くす」ことが社是に沿うことであるとの立場を、今回の報告書で明らかにしています。

 CSRレポートは、今後も年1回改訂し、刊行していきます。

 なお、今回のCSRレポートは、26日以降、当社ホームページでご覧になることができます。CSRレポートのアドレスは http://www.mhi.co.jp/csr/index.html です。

※1  CSR =
Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任
※2  GRI = Global Reporting Initiative、全世界で適用可能な持続可能性報告のガイドラインを策定し、普及させることを使命とし、1997年に国連環境計画(UNEP)などと連携して設立された組織。現在GRIの参加者は、世界各地の企業、非政府組織(NGO)、シンクタンク、コンサルタント、会計士団体、経営者団体および大学など。
※3  4つの事業領域
  = 昨年発表の中期事業計画(2004事業計画)で提示した4つの事業領域。すなわち、発電分野(Power & Energy)、輸送・防衛分野(Transportation & Security)、環境・社会分野(Environment & Society)、産業基盤分野(Industries)。


担 当 窓 口
総務部


以  上