ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2004年6月24日発行 第4245号

米国2ヵ所のLNGタンク設計・建設を受注
日本メーカーとして初めて


 三菱重工業は24日、米国タンク業者大手のメイトリックス・サービス社と共同で、シェニーレ・エナジー社がルイジアナ州およびテキサス州で計画している液化天然ガス(LNG)受入基地のLNG貯蔵タンク設計・建設工事を受注した。近く正式に契約する。受注金額は数百億円規模。米国でのLNGタンク建設の受注は日本メーカーとしては今回が初めて。

 受注したのは両州それぞれのサイトに設置される16万立方メートルのLNG貯蔵タンク3基ずつ計6基の設計・建設工事。シェニーレ・エナジーが本年末までにLNG基地建設に必要な許認可を取得するのを待って、2005年初めに建設着工、2007年に竣工の予定。完成すればそれぞれの施設は日産7,400万立方メートルのガス処理能力を持つプラントとなる。

 米国ではエネルギー調達源の多様化の一環として天然ガスの需要が急伸している。その一方で、国内のガス埋蔵量は減少傾向にあり、今後、海外からのLNG輸入の急増が見込まれる状況にある。そのため、アブラハム・エネルギー庁長官が「2010年までに最低でも計13ヵ所のLNG受入基地が必要だ」(昨年12月)と発表するなど、米国内でLNG基地建設に拍車がかかっている。

 当社は今年2月、この急増するLNGタンク市場をターゲットに、メイトリックス・サービスと包括協定を結び、米国内での営業活動を活発化させてきた。
 具体的には、この3月、ヒューストンに営業ならびに技術担当の複数スタッフを派遣して現地体制の強化に努めてきた。今回の受注は、これら両社の営業活動に加え、エジプト、カタール、台湾、韓国などでの当社のLNGタンク建設の実績が評価されたことによる。

 シェニーレ・エナジーはヒューストンに本社を置くデベロッパーで、LNG受入基地建設ならびに石油ガスの採掘・生産で知られる。現在、ルイジアナ州サビンパスとテキサス州コーパスクリスチーの2ヵ所で同時にLNG基地を開発している。また同社はテキサス州フリーポートで建設中のLNG基地案件にも参画している。

 これらプロジェクトも含め、北米では現在、20ヵ所以上のLNG基地案件が計画されている。当社は今回の受注を機に、メイトリックス・サービスとともに年2件ペースでの受注獲得を目指していく。


営 業 窓 口
鉄構建設事業本部 鉄建輸出部
製作事業所 横浜製作所


以  上