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三菱重工ニュース
2004年6月18日発行 第4244号

『社会・環境報告書(CSRレポート)』を発刊
モノづくりを通して世界の人々の幸せな未来の実現に貢献


 三菱重工業は、昨年までの「環境報告書」を刷新し発展させた『社会・環境報告書(CSR※1レポート)』を6月25日に発刊する。当社の事業全体を社会・経済・環境の3つの観点から分析し報告するもの。具体的には、「世界の三菱重工」という当社のビジョンの下、地球環境と経済活動の調和をはかりながら、世界の人々の安全で豊かな生活づくりに貢献し、社会的責任(CSR)を果たしていく決意を示す。

 CSRレポートの内容は、トップコミットメント、社業を通じた具体的な社会貢献報告、環境報告、社会性報告(当社と顧客・株主・従業員・地域社会・サプライヤーなどとの関係をまとめたもの)、第三者意見書、GRI※2ガイドラインとの対照表などで構成。その全体が、「広く社会との対話を行う」姿勢を示している。

 トップコミットメントでは、佃和夫社長が「企業の社会的責任(CSR)は経営の基軸である」ことを鮮明に打ち出す。そのうえで、CSRを確たる企業文化とし、社会から信頼され続ける企業をめざしながら、社会のニーズに誠実に対応し、世界の人々の利益に適う事業を推進していくことを表明する。

 報告書の特徴の一つは、多様なステークホルダーによる当社に対する意見や提言を掲載していること。「三菱重工の役割-持続可能な社会構築に向けて」の章では、当社の4つの事業領域※3ごとにNPO・顧客・独立行政法人などのステークホルダーの率直な意見や提言を紹介する。評価の声だけではなく、意見や苦言も少なくないが、誠心誠意応えていく。
 二つめは地球環境保全のための当社技術の解説である。「三菱重工の環境分野での取り組み」の章では、地球温暖化対策の観点から特筆すべき原子力、CO2回収、再生可能エネルギーを取り上げてわかり易く解説する。

 当社は、120年の歴史を有し、創立当初から三菱グループの共通理念である三綱領(「所期奉公」、「処事光明」、「立業貿易」の3つ)を経営理念としてきたが、1970年、これをもとに社是を制定した。社是の第1条は「顧客第一の信念に徹し社業を通じて社会の進歩に貢献する」となっている。
 「社会の進歩に貢献」の意味は、創立当時はモノづくりによって「文明開化」へ貢献することであったが、時代とともに内容は変化し、今回の報告書では「当社の技術・製品で世界の環境負荷の低減をはかりながら、世界の人々の安全・安心で豊かな生活の実現のために尽くす」ことが社是に沿うことだと表明する。
CSRレポートは、今後も年1回改訂し、刊行していく。


※ 1.CSR = Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任
※ 2.GRI = Global Reporting Initiative、全世界で適用可能な持続可能性報告のガイド
ラインを策定し、普及させることを使命とし、1997年に国連環境計画(UNEP)などと連携して設立された組織。現在GRIの参加者は、世界各地の企業、非政府組織(NGO)、シンクタンク、コンサルタント、会計士団体、経営者団体及び大学など。
※ 3.4つの事業領域
  昨年発表の中期事業計画(2004事業計画)で提示した4つの事業領域。すなわち、発電分野(Power & Energy)、輸送・防衛分野(Transportation & Security)、環境・社会分野(Environment & Society)、産業基盤分野(Industries)。

担 当 窓 口
総務部


以  上