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三菱重工ニュース
2004年6月3日発行 第4239号

メキシコ連邦電力庁から発電所大型リハビリ工事を受注


 三菱重工業は、メキシコ連邦電力庁(Comisión Federal de Electricidad 、本庁:メキシコシティ)から、トゥーラ(Tula)発電所5号機のリハビリ工事※1を一括で受注した。受注額は約30億円。

 場所は、メキシコシティから北に100km離れたイダルゴ州(Hidalgo)。メキシコ最大の電力消費地であるメキシコシティに電力を供給する重要な役割を担った重油焚き大型火力発電所で、計5基からなる。出力は1基当たり30万kW、5基合計で150万kW。そのうち、今回リハビリ工事を受注した5号機は、当社が1982年にボイラ・タービンを含む一式をフルターンキー契約※2で建設したものである。

 メキシコ連邦電力庁との契約は三菱商事が設立した特別目的会社(Special Purpose Company)を通して締結した。今回のリハビリ工事の受注により、5号機は老朽化した機器が交換・修理され、運転信頼性が向上した新しい発電所に生まれ変わる。修理・交換の対象は、ボイラ、タービン、計装設備、冷却塔など。据付工事を含んだターンキー契約※3で、運転開始は2006年1月末となっている。

 将来の商談を睨んで4月に設立した現地法人であるメキシコ三菱重工業も、メキシコ連邦電力庁との交渉の過程で今回の受注に貢献した。

 当社は、メキシコ連邦電力庁に出力換算で50%以上の発電所をこれまでに納入しており、同国は当社の原動機事業にとって新設プラントとアフターサービスの双方で世界で最も重要な市場の一つとなっている。とくにアフターサービスでは、最近1年間でも、マンサニージョ(Manzanillo)3・4号発電所リハビリ工事、カルボンドス(Carbon II)1号発電所リハビリ工事などを続いて受注しており、大型のリハビリ工事としてはこれが3件目になる。
 メキシコでは火力発電所のリハビリ工事商談がこれからも多数継続することが期待されることから、今後も受注拡大に積極的に取り組んでいく。

※1   リハビリ工事= 既設の発電所の性能を向上させるために、老朽化した機械装置や部品を交換・修理する工事のこと。
※2   フルターンキー契約= 土建工事、機器の供給、機器の据付工事を一括して請け負う契約のこと。完成後に顧客が操作盤の鍵を回すだけでプラント全体が稼動する、というたとえから、このように呼ばれる。
※3   ターンキー契約= フルターンキー契約から土建工事を除いたもの。
 
営 業 窓 口
製作事業所

原動機事業本部 原動機輸出サービス部
長崎造船所


以  上