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三菱重工ニュース
2004年5月17日発行 第4232号

遠隔自動トランスファークレーン(RTG)&超大型コンテナクレーン システム受注
自動化コンテナターミナル実現へ


 三菱重工業は、飛島コンテナ埠頭株式会社(愛知県海部郡、社長 内山人司氏)から遠隔自動トランスファークレーン(RTG※1)12台とその遠隔自動運転システム、および22列船※2対応超大型コンテナクレーン3台を受注した。受注額は約40億円。このうち、遠隔自動RTGは、コンテナヤード荷役の主流であるタイヤ式クレーンの遠隔操作を世界で初めて実現した。いずれのクレーンも同社が、2005年12月の開港を目指して名古屋港飛島地区に建設を進めている新規ターミナルに投入される。

トランスファークレーン(RTG)
 遠隔自動RTGは、1人のオペレーターが管理棟の運転画面モニターを通して複数のRTGを遠隔で運転・操作できるもの。大型レール式の自動運転門型トランスファークレーン(RMGC※3)は、当社が96年に世界に先駆けて実用化しているが、タイヤ式の自動化は、RMGCに比べて発生しやすい振動・タイヤの変形への対応や走行位置決めの困難から開発が遅れていた。
 今回の飛島コンテナ埠頭ターミナルは複数のバースで構成される。遠隔自動RTGはこのうち、現在建設中の第1バースに投入されるもので、続く第2バース建設で実現を目指しているより高度な自動化ターミナルの前段として開発された。従来型に比べて人件費の削減を図って、アジア主要港を凌ぐコスト・サービス実現を指向する本ターミナルに貢献する。
 一方のコンテナクレーンは22列船対応のモノボックスタイプ※4。免震装置付きの世界最大級クレーンで、高効率な港湾荷役を支える。

 当社は今後も、次世代港湾物流技術のパイオニアとしてトップシェアを不動のものとするため、2008年オープン予定の本ターミナル第2バースなどの受注に向け、完全自動RTGや、シャーシトラックに代わる無人搬送台車の開発など、より高度な自動化ターミナルの実現に積極的に取り組んでいく。

※ 1 RTG=Rubber Tired Gantry Crane
※ 2   22列船=現在就航中の最大級船。船のデッキの幅方向でコンテナを22列搭載できる。
※ 3   RMGC =Rail Mounted Gantry Crane
※ 4   モノボックスタイプ =シングルガーダ形式のクレーンで軽量な特長を有する。

営 業 窓 口
製作事業所


鉄構建設事業本部 鉄構装置部
広島製作所


以  上