ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2004年3月18日発行 第4218号

フィンランド第5原子力発電所向け
原子炉容器をフラマトムANP社から受注


 三菱重工業は、仏国フラマトムANP社(社長 V. モーレル氏)から、フィンランド第5原子力発電所向け原子炉容器を受注した。フラマトムANP社は仏アレバ社※1と独シーメンス社の合弁企業。当社がフラマトムANP社から原子力の主要機器を受注するのは今回が初めて。

原子炉容器外観
 受注したのは、フィンランドの電力会社テオリスーデンボイマ社(TVO)が、首都ヘルシンキから北西に270kmに位置するオルキルオトに新設する第5原子力発電所向けの原子炉容器。

 この発電所には、欧州加圧水型軽水炉(EPR)が採用されるが、フラマトムANP社が担当する原子炉系設備のうち、最重要機器である原子炉容器の製作を当社が請け負うことになった。

 EPRは、アレバ社とシーメンス社が新規に開発した出力160万kWという世界最大級の加圧水型軽水炉(PWR)。 当社が製作するEPR原子炉容器は材質が低合金鋼製で、高さ約13m、直径約6m、総重量は約550トンという大型構造物であり、これも世界最大級のもの。

 引き渡しは2006年11月の予定で、機器はフィンランド港渡し。今回の契約に据付工事は含まない。 製作は当社神戸造船所が担当する。

 当社はこれまで世界主要原子力市場に対し販売拡大に取り組んできており、原子炉容器については、中国の秦山・期原子力発電所および秦山・期原子力発電所向け、取替用上部原子炉容器については、スウェーデン、米国で多数の受注実績がある。
 今回の成約はこれらの実績に加え、永年にわたって培ってきた技術力、品質が高く評価されたことが大きく貢献した。

 当社は今後とも、欧州、米国、中国、アジア市場に積極的に拡販活動を推進し、原子力事業の国際展開に取り組んでいく。



※1 仏アレバ社 2001年に設立されたフランスの原子力事業全般を担う国営会社。独シーメンス社との合弁によるフラマトムANP社(プラント・原子燃料事業運営)の設立のほか、コジェマ社(核燃料サイクル事業運営)を傘下に収めている。

営業窓口
原子力事業本部 原子力部
製作事業所 神戸造船所


以  上