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三菱重工ニュース
2004年2月10日発行 第4203号

インドネシアで10年振りの大型発電所建設
74万kWコンバインドサイクル フルターンキー契約


 三菱重工業は、PT.PLN(インドネシア国営電力会社)向けに、出力74万kWのガスタービンコンバインドサイクル発電設備を受注、首都ジャカルタで調印式を行った。土建工事、機器の据付工事および接続する送電線の敷設工事を含むフルターンキーの契約で、据付工事および送電線の敷設工事は現地企業が担当する。建設資金は、国際協力銀行(JBIC)と日本貿易保険(NEXI)が輸出信用(バイヤーズ・クレジット)の供与の方向で協議中。

 インドネシアでは、経済復興に伴い電力需要が年率で約6%増大しており、電力不足緩和のため、同国政府が緊急案件として発電設備供給の実績がある当社に発注を決定したもの。1998年の経済危機以降、同国での新規の大型発電所案件としては初めて。

 発電設備は、ガスタービン2基、蒸気タービン1基、それに排熱回収ボイラー2缶などで構成され、ガスタービン、蒸気タービン、排熱回収ボイラーなどを当社が、発電機を三菱電機が製作する。使用するガスタービンは、同国では初となる高出力・高効率の「M701F型」。運転は2005年から2006年前半にかけ順次開始される予定。ジャカルタから西へ90kmに位置するバンテン県チレゴン地区に建設される。

 チレゴン地区は、インドネシアの重化学工業の中心地。製鉄所、石油化学工場などが集中しており、同地区を中心とする西ジャワ地区では電力需要が旺盛で、今後も増大が見込まれる。インドネシア国営電力会社は2005年には電力不足に陥ることを危惧、遊休地があり、燃料となる天然ガスの供給地でもあるチレゴン地区に発電所を建設することを決定した。

 今回は当社のコンバインドサイクル発電所の建設実績、技術力がインドネシア国営電力会社に評価され、受注に至ったもの。当社はインドネシアで、1990年にグレシック発電所、1994年にグラチ発電所を輸出信用にて受注・納入した実績をもつ。

※コンバインドサイクル発電設備=ガスタービンによる発電と、ガスタービンの排出ガスを使い蒸気をつくり、蒸気タービンを回しておこす発電を組み合わせる高効率な方式。

 

 
担当窓口
原動機事業本部 原動機輸出部
担当事業所
高砂製作所、長崎造船所


以  上