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- ニュースレター No.170 - 平成16年1月23日

新たな未来を開拓する原動力として
北海道大学と三菱重工業株式会社との包括的な連携推進に関する協定について
 
北海道大学
三菱重工業株式会社


 
北海道大学と三菱重工業株式会社技術本部は、この度、相互協力を有機的に推進することにより、研究成果の社会的活用強化及び高度技術者・研究者の育成に貢献することを目的とした包括的な連携協定を締結することで合意し、協定書の調印を終えた。

 両者は、世界的視野での科学と技術の向上を通して、広く社会に貢献し新たな未来を開拓する原動力として、双方が有する基礎研究成果である技術シーズと市場ニーズを相互に活用し、研究開発・製品開発・人材教育など、相互協力が可能な分野全般にわたる有機的な産学連携推進を図る。

 両者の具体的な連携項目は以下の通りである。
 (1) 共同研究、委託研究の実施及びこれらに伴う研究者の交流
 (2) 博士課程大学院学生に対するインターンシップの実施
 (3) 連携プログラム委員会、連携プログラム推進連絡会及び技術交流会の開催

 両者は、これまでにも各分野で共同研究を実施してきたが、今回の連携協定による包括的かつ効果的に運営される産学連携推進により、市場に密着した研究開発・製品開発の推進、開発期間の短縮、及び競争優位な高性能・高機能・高付加価値な新技術・新製品の創出が、これまで以上に加速することを期待している。

 北海道大学は、創成科学研究機構研究企画室が連携事務局となって、連携を推進する。
 関連する大学内の研究科・附属研究所等は、連携プログラム毎に同事務局のとりまとめのもと、参加する形をとる。

 北海道大学はこの進め方により、社会科学分野も含めた複数分野の研究者が連携して参加する「文理融合の研究」プログラムや、複合技術分野での研究開発プログラムなどにおいて、競争力を持った成果を生み出すことを期待している。

 両者は昨年11月より「北海道森林事業活性化」実現に向けた連携活動を開始し、その一環として「木質系バイオマスのエネルギー利用可能性」に着目して検討を開始した。
 この取り組みは、北海道大学3研究林の森林維持管理に伴い生産される未利用木質系バイオマスから燃料を生産し、大学キャンパスにてカーボンフリーの燃料として利用することにより、森林活性化と温室効果ガス削減を図るものである。
 両者はこの取り組みと並行して、北海道経済産業局の本年度補助事業として採択された、「北海道森林事業活性化に向けた木質系バイオマスのエネルギー利用可能性事業調査」において、対象研究林のバイオマス量調査、大学キャンパスでのエネルギー利用/熱利用需要量・変動量調査、エネルギー変換システムの適用性調査、および全体システムの事業性評価検討を行う予定である。

 両者は今回の包括連携により、森林事業活性化に向けた本取り組みをはじめとして、主としてエネルギーと環境分野にて広く相互協力し、地域活性化にも役立たせていく考えである。


 

以  上