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三菱重工ニュース
2004年1月20日発行 第4193号

8シリンダーの「8MACH-30Gガスエンジン」を市場投入
小型から大型まで品揃え


 三菱重工業は、MACH-30Gガスエンジンシリーズに新たに8シリンダー直列機関「8MACH-30G」を開発、販売を開始した。出力は2,550kW(50Hz)/ 2,450kW(60Hz)で、発電効率は、同クラスのガスエンジンでは世界最高の45%。

 平成13年、当社は大型ガスエンジンとしてMACH-30G(出力3,650kW~5,750kW、シリンダー数12~18)を販売、これまでの2年間で60台を超える受注を達成した。このため昨年夏には製造拠点の横浜製作所金沢工場の生産能力を従来の36台から年産50台体制へ増強した。

 今回、出力2,500kW級の中型機を加えることにより、当社のガスエンジンはすでに販売している小型のGSRシリーズ※1(出力280kW~845kW)から大型の5,750kWに至るまで、顧客ニーズに応える体制を整えた。
 ESCO事業方式※2が広がり、また分散型電源に対するニーズが高まる中で幅広い出力に対応すると同時に、CO2・NOXの排出を抑制し環境保全に貢献することができる。国内向けは勿論のこと、海外市場でも積極的に販売を行う。

 今回投入する8シリンダー直列機関「8MACH-30G」には、小型ガスエンジンGSRおよびMACH-30Gの既存機種に導入済みのミラーサイクル※3をはじめとする当社の総合技術を取り込んだ。

 また、従来からMACH-30Gシリーズで採用し、微量液体燃料(A重油)を着火源としたマイクロパイロット着火方式、燃料噴射を自由設定できる電子制御コモンレール、最先端センサーによるノッキング監視機能(M-RICS)などを標準装備したほか、当社横浜製作所金沢工場内にある「KUお客様支援センター」による24時間体制の遠隔監視サービスも行う。


※1. GSRシリーズ 製造・販売ともに汎用機・特車事業本部が担当している。
       
※2. ESCO事業方式 Energy Service Company(省エネルギーサービス事業)の略称。
省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、その顧客の省エネルギーメリットの一部を報酬として享受する事業。
       
※3. ミラーサイクル ミラーは発明者の名前。通常サイクルではシリンダーの圧縮比と膨張比がほとんど同じだが、この方式では膨張比が圧縮比よりも大きくなっているため、圧縮工程の負の仕事量を削減され燃費が向上する。一方で、シリンダー内に閉じ込める混合ガスの量が少ないという欠点があるが、高効率の過給機を使用して補完している。

 
営業窓口 原動機事業本部 産業エネルギー部
製作事業所 横浜製作所


以  上