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三菱重工ニュース
2003年12月19日発行 第4187号

総計720万kW超臨界圧蒸気タービン用コンポーネントを一括受注
中国 ハルビンタービン廠有限公司から


 三菱重工業は、中国の三大発電機器メーカー ハルビンタービン廠有限公司(黒龍江省ハルビン市、以下ハルビン)から60万kW超臨界圧蒸気タービンの最重要機器12台分を一括受注した。

 今回の契約で当社が供給する主要機器は、高温・高圧のタービンブレードおよびローター等、最重要コンポーネント部分。ハルビンは、これ以外の周辺機器を製造し、タービンとして組み立てを行い、中国の各電力会社向けに納入する。

 納入する蒸気タービンは、いずれも超臨界圧石炭焚き火力発電に用いられる。超臨界圧石炭焚き火力発電は、亜臨界圧石炭焚き火力発電に比べ効率がよく、環境負荷も低いことから最近、中国国内で需要が高まっている。

 受注した蒸気タービンの主要機器は、2004年5月から2005年9月にかけて順次納入の予定。

 当社は2002年、中国国内初の案件として超臨界圧発電所である河南省・沁北(チンベイ)石炭焚火力発電所向けにハルビンと合作しており、今回の受注はそれに続く超臨界圧タービンシリーズとして中国国内で高い注目を集めている。


※超臨界圧= 通常(大気圧=1気圧)の環境では水は100℃で沸騰し、それ以上の温度・圧力にはならない。圧力を高めれば沸騰する温度が100℃以上になるが、さらに圧力を高めて374℃、22.12Mpa(大気圧の約220倍)に至ると、水は沸騰せずに水蒸気に連続して変化するようになる。これを臨界点と呼び、それよりも圧力が高い状態(大気圧の約250倍)を超臨界圧という。圧力が大気圧の約170倍であれば亜臨界圧という(逆に圧力を大気圧の約250倍よりも高めた場合は超超臨界圧という)。同じ量の燃料を使用した場合に、亜臨界圧よりも超臨界圧の方が発生する電力が多いので、炭酸ガスの排出量を削減して環境への負荷を下げることができる。

 
営業窓口 原動機事業本部 原動機輸出部
製作事業所 長崎造船所


以  上