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- ニュースレター No.169 - 平成15年12月1日

中国市場でターボチャージャーを拡販
上海に生産販売の合弁会社を設立
三菱重工業株式会社
住友商事株式会社


 三菱重工業(社長:佃 和夫)と住友商事(社長:岡 素之)は、中国の上海柴油機株式有限公司(以下、上海ディーゼル)と合弁で上海にターボチャージャー(過給機)の生産、販売会社を設立することで合意し、現地上海で合弁契約書に調印した。合弁会社名は「上海菱重増圧器有限公司」(上海市青浦工業区)で、資本金は850万ドル(10億2,000万円相当)。三菱重工業、上海ディーゼルが各40%、住友商事が20%を出資する。

 合弁会社は2004年2月から、三菱重工の技術供与に基づき建設機械など産業用およびトラック、バス用の中型ターボチャージャー4機種の生産に入る予定。初年度5万台の生産を目指し、2006年には10万台まで生産を引き上げる計画で、建設機械やトラックのディ-ゼルエンジン用に中国市場で広く拡販する方針である。

 ターボチャージャーは空気を加圧してシリンダー内に送り、エンジンの燃焼効率を高める機器で、黒煙、窒素酸化物の削減に効果を発揮する。環境規制の強化に伴い、ディーゼルエンジンではターボチャージャーの装着が不可欠となっており、中国においてもトラックや建設機械用ディーゼルエンジンの生産拡大に伴い、中型ターボチャージャーの飛躍的な需要増加が期待できる。

 合弁パートナーの上海ディーゼルは上海市の機械・電気大型企業集団である上海電気グループ傘下の中核企業で、従業員は4,700名、2003年度の年商は約400億円の見込み。最近の好調な業績を背景に業容を拡大しており、今夏以降、トラック用ディーゼルエンジン、燃料噴射ポンプで日本企業との提携を相次いで発表している。

 三菱重工は世界的にもターボチャージャーの大手メーカーで、すでにオランダ、韓国で海外生産を行っており、今回の中国は3番目の海外生産拠点となる。

 

以  上