ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ
ページの本文です。

三菱重工ニュース
2003年8月6日発行 第4148号

自動車エンジン部品生産設備をターンキーで一括受注
中国の自動車エンジンメーカー向け


 三菱重工業は、三菱商事と共同で、瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司(中華人民共和国遼寧省瀋陽市)の新設工場向けに、自動車用エンジン部品生産ラインをターンキーで一括受注した。年間15万台の生産能力を持ち、中国向けとしては当社最大。納期は2004年3月。
 生産ラインの工程設計から、各設備の製造、現地据付、運転調整などを一貫して当社が担当し、顧客の生産ライン新設を総合的にサポートする。

 受注したのは、自動車エンジン用シリンダーブロックの素材投入から加工、完成部品の精度計測までの各工程を担うライン一式。マシニングセンターと専用機を含めたFTL※1を始め、洗浄・組立・計測関連機器など、計17台の設計・製造と、現地据付・運転調整など、周辺装置を含む生産ライン全体のエンジニアリングも含んでいる。

 瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司は、三菱自動車、中国航天汽車工業総公司、他の計5社の出資により1997年8月に設立。自動車用ガソリンエンジンなどを生産しているが、中国における自動車需要の急速な拡大と、生産製品のEURO III※2への対応の必要により、生産設備の拡充が必要となった。新設するラインは、現在生産を行っている機種の生産台数増への対応とともに、次世代エンジンの生産にも対応可能な能力を持つ。
 受注に当たっては、各機器単体の製造・据付だけでなく、顧客が必要とする生産ライン一式を全体のエンジニアリングも含めて提供できる点が決め手となった。

 自動車用エンジン部品生産ラインの一括受注は、国内・海外の自動車メーカー向けに多数の実績があるが、中国向けとしては3件目。中国市場では、今後も需要が拡大するものと予想されるため、顧客ニーズに応じた生産設備のトータルシステムとしての提供をセールスポイントに、引き続き積極的な受注活動を展開していく。

※1.FTL Flexible Transfer Line
マシニングセンターや専用機などと、搬送装置との組み合わせにより、素材投入から完成までの一連の加工を効率的に実施できる設備。
※2.EURO III 欧州における排ガス規制。

 

営業窓口 工作機械事業部


以  上