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- ニュースレター No.167 - 平成15年7月15日


三菱重工 カーエアコンの市場開拓で中国進出
三井物産と合弁設立 年間50万台の受注めざす
三菱重工業株式会社
三井物産株式会社


 三菱重工業(社長 佃 和夫)と三井物産(社長 槍田松瑩:うつだしょうえい)は、急速に拡大する中国の自動車部品産業に本格参入すべく、カーエアコンの合弁会社を設立する。


三菱重工汽車空調系統(上海)有限公司

 合弁会社名は「三菱重工汽車空調系統(上海)有限公司」(仮称。略称=MACC※1)。三菱重工、三井物産、三井中国※2の3社共同出資で、本年8月、中国・上海市にカーエアコンの生産・販売拠点を設立する。工場は年間20万台のカーエアコンを生産する能力を有するが、早期に年間50万台の規模をめざす。

 MACCの所在地は、優遇税制適用経済特区の上海市金橋工業区。発足時の陣容は約60名。出資比率は三菱重工70%、三井物産20%、三井中国10%。総経理は三菱重工冷熱事業本部・平光庸司(ひらみつようじ)が就任する。

 中国には日米欧の自動車メーカーがこぞって進出、2002年には生産台数が約300万台に成長、今後も大幅な伸びが見込まれている。これに伴ってカーエアコンの需要も急速に増加している。
 この中国でカーエアコンの厳しい受注競争を勝ち抜いていくためには、自社の生産拠点を置いてコスト競争力を高めるとともに迅速な供給体制を確立することが必須条件となっている。

 両社は、三菱重工のカーエアコン開発・製造技術と、三井物産の中国での事業経験、SCMノウハウを補完しあう形で中国市場への参入を検討してきたが、拠点設立に足る受注量が確保されたことから懸案の中国進出に踏み切ることとした。当面は日本国内から部品を供給、ノックダウンの形で組み立て生産を行う。

 三井物産はエネルギー、金属はじめ多分野に於いて120企業にも及ぶ対中投資を行ってきており、また、第一汽車、上海GM、広州汽車等の中国自動車メーカーへ鋼材、樹脂成型部品等の販売を行っている。こうした中国での実績を活かし、合弁会社の管理業務と営業・販売面の支援を行う。

※1.MACC
「三菱重工汽車空調系統(上海)有限公司」の英文名の略称。
MHI Automotive Climate Control(Shanghai)Co.,Ltd.の頭文字をとったもの
※2.三井中国 三井物産の現地法人(総経理:松本順一)

以  上