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三菱重工ニュース
2003年6月26日発行 第4135号

処理能力世界最速の毎分350枚
新型製函機“Mitsubishi EVOL”を開発


 三菱重工業は、従来機より約20%も高速化、毎分350枚という世界最速の処理能力を実現した段ボール製函機「Mitsubishi EVOL」(エボル)を開発した。段ボール箱の多品種、小ロット化と印刷、折り曲げに対する厳しい要求に応えるため製品化したもので、当社独自の印刷機構により業界で初めて複数の厚みの印版(3.2mm~7.2mm)がそのまま装着可能とした画期的なマシンである。

新型製函機 “Mitsubishi EVOL

 このマシンが処理するシートは最大870×2140mm、最小220×750mmのサイズ。印刷ユニット間のシート搬送に1枚ベルト式サクションコンベア機構を採用し、色間精度±0.5mmを保持できる機能を備えている。

 製函機は段ボールシートに印刷をし、溝を切り、糊をつけて折りたたむという一連の作業を高速で自動的に行い、段ボール箱を製造するもの。

 “Mitsubishi EVOL”は段ボール業界がエンド・ユーザーから求められている段ボール箱の多品種、小ロット化且つ印刷、折り曲げに対する厳しい品質要求に着目し、このニーズにマッチした新しい機構を随所に織り込み開発された。

 このほかエンド・ユーザーの品質要求に着目し、折り曲げ部には多段成形ロールに加え、自動調整可能なシート案内ガイドを追加、排出部には当社独自のワンステージ型カウンターエジェクターを採用し、高品質の段ボール箱を高速で安定して生産できる最新鋭のマシンとなっている。

 当社は昭和31年にコルゲーターと呼ばれる段ボールシートの製造機械1号機を製造以来、47年の歴史を有し、コルゲーターでは国内最大のシュアをもつ。段ボール箱を製造する製函機においても“DAIYA CENTURY”、“SUMMIT”と続いた製函機シリーズの後継機として今回“Mitsubishi EVOL”は誕生した。

 なおEVOLはEvolutionの略、即ち進化を続けているという意味を表すとともに逆から読むとLOVEとなり、お客様から愛される機械にとの思いが込められている。

 発売に先立ち27日(金)と28日(土)の2日間、広島県三原市の当社紙・印刷機械事業部に国内の関係者約200名を招き、この度完成したコルゲーターの検証設備と合わせ、「Mitsubishi EVOL」の内覧会を開催、これを契機に本格的な販売を開始する。




担当窓口 紙・印刷機械事業部 紙工機械部

以  上