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三菱重工ニュース
2003年5月28日発行 第4126号

太陽電池 ドイツTÜVの認証取得 
欧州向け営業活動を本格化


 三菱重工業は、太陽電池モジュール「MA100」の製品認証を、ドイツの第三者検査機関であるTÜV Rheinland Product Safety GmbHから取得した。太陽電池に関する国際規格と電気安全基準をクリア、欧州でも最も権威があるとされるTÜVの認証を取得したもの。当社はこれを契機に、欧州市場での本格販売に乗り出す。

世界最大の1.4m×1.1mの大面積
アモルファス型太陽電池

 今回TÜV認証を取得した「MA100」はアモルファスタイプの太陽電池モジュールで、最大出力100W。モジュールの大きさは世界最大の1410mm(H)×1110mm(W)、質量は約21kg。

 認証試験では、IEC61646※1(Thin-film terrestrial photovoltaic modules-Design qualification and type approval)とIEC61345※1(UV test for photovoltaic modules)の試験・評価基準に基づいて太陽電池の耐環境性試験を実施、加えて、TÜVが独自に規定する「SAFETY CLASS II Working Equipment」※2の電気安全基準に基づき、より厳しい絶縁性能試験も行われている。

 また、モジュールを生産する当社長崎造船所諫早工場にも検査官が来所、工場内での品質、製造手順などの審査が行われた。同工場はすでに品質マネジメントに関するISO9001の認定を受けているが、品質、安全性ともに厳しい審査を高い成績でクリアした。

 欧州は日本、米国と並ぶ大きな市場。環境問題も含めて太陽電池に対する関心が高く、製品の性能及び安全性に対する評価も厳しいものがある。

 当社は昨年10月から太陽電池モジュールの販売を開始しているが、今回、欧州で販売するための必須条件である認証を取得したことから、伸長が期待される欧州市場においても大規模な販売拡大をはかっていく考えである。

※ 1. IEC61646,IEC61345=
IEC(International Electrotechnical Commission;国際電気標準会議)で標準化した、アモルファス型太陽電池の耐久性等の試験方法を規定する規格。
IEC61646は、温湿度サイクルテストや氷球衝撃テストなど、製品の品質に関する評価方法を規定する。同61345は、紫外線に対する耐久性の評価方法を規定する。
   
※ 2. SAFETY CLASS II Working Equipment=
ドイツの第三者検査機関TÜVが独自に規定する太陽電池の安全基準。耐電圧テストや絶縁抵抗テストなど、製品の電気的安全性に関する評価方法を規定する。


担当窓口 原動機事業本部太陽電池事業グループ

以  上